高2 CSコース海外研修(アメリカ)2日目

2日目の午前中はPacific Academyを訪問しました。4学年分60名程度の生徒が、本校生徒を迎えてくれました。

まずは、本校の学校紹介をプレゼンしました。プレゼンの中には、LAVYを問うクイズ、本校の時計塔の高さの問うクイズ、食堂の人気メニューを問うクイズも入れており、交流校の先生も生徒も楽しんでいました。次に日本文化の紹介をプレゼンしました。今回は生徒たちが「嫌い箸」に着目し、7種類の嫌い箸を自作の動画を使って説明しました。動画が分かりやすく、面白いこともあり、盛り上がりつつ、交流校の先生も生徒も「自分の箸の使い方、間違っていた!」「日本へ行くまでに使い方を直すべきですか?」「日本へ行った時、自分の箸の使い方を見てどのように思われていたのだろうか?」とさまざまな声がありました。

その後、1クラスあたり6〜7名の現地生徒と2〜3名の本校生徒でグループになり、ソーラーカーを作るPBLに取り組みました。
はじめはアイスブレイクとして、自己紹介を兼ねたBINGOゲームに取り組みました。その後、いよいよPBLの活動説明が始まりました。

おもちゃのお金で各チーム部品を購入するところからのスタートです。車体が出来上がったものは値段が高く、車体も部品から作ると値段は安く済みます。グループで何を節約し、何にお金を使うのかを相談しますが、なかなかうまくコミュニケーションが成り立たず、困った様子のグループもあれば、しっかりとコミュニケーションがとれて盛り上がっているグループもありました。

途中スナックタイムを挟んだり、ランチタイムを挟みながら、活動は進み、制限時間内でなんとかソーラーカーの完成!

現地の先生が雨天を気にして、急遽ソーラーパネルの代わりに、電池で動く装置を各グループに配布しましたが、最後のレースの時には見事晴れました。

学校に到着し、しばらくは緊張感が漂っていた生徒たちでしたが、最後には別れ惜しむ様子もありつつ、Pacific Academyの生徒たちは保護者のお迎えの時間ということもあり、流れに身を任せ、解散することになりました。

午後はSan Diego Safari Parkへ行きました。

はじめにSTEM Careers in Conservationをテーマとした講義を受けました。同園の職員の方による講義のため、すべて英語でしたが、生徒たちは一生懸命に講義を聞きながら、反応しつつメモをとっていました。講義内容の展開は次のとおりです。
1. What is a scientist?
2. Scientists in action
3. Work
 (1) Wildlife Care
  動物が健康で生き続けられるようにするために、どのようにすべきか考え取り組む
 (2) Horiticulture
  動物だけでなく、園内の植物の管理も重要
  園内には何千もの植物の種類がある
 (3) Laboratory Science
  およそ11,000個の動物のDNAが凍結保存されている
4. Field Conservation Science
  動物がどこで、何体生きているかを研究する
5. Watching two videos
 (1) アナホリフクロウ
 (2) ケニアのサイ
6. カラカルとワシミミズクの登場
  目の前でその動物を見ながら、特徴を紹介していただいた

その後、アフリカエリアの動物を観察するトラムツアーに参加しました。

広大な敷地の中に、動物たちは自然界で生きているかのごとくのびのびと過ごしているように見えました。
ツアー中もドライバーさんがガイドをしてくださり、動物や植物の紹介をしてくださいました。

サファリパークで過ごす時間があっという間に過ぎ、帰り道にショッピングモールへ立ち寄り、自由行動の中で各自で夕食をとりました。

ホテル帰着後、今日の研修内容を班ごとに振り返り、まとめ、発表会をしました。みっちり1時間発表し、互いに意見交換をしたり、質疑応答を交わし、眠たい目を擦りながらも、楽しく理解を深めました。その後、翌日訪問する場所の予習として、事前学習をした班が情報共有しました。