探究の時間 中学1年・2年
6月28日(土)の中学1年・2年の「探究の時間」を紹介します!
中学1年
武庫川女子大学上甲子園キャンパスにある「甲子園会館」へ行ってきました!
中学1年生は「郷土史(武庫川・鳴尾・甲子園)」をテーマとし、探究活動に取り組んでいます。
今回は日本国の近代化産業遺産および登録有形文化財に登録されている「甲子園会館」を見学し、歴史や空間建築について学ぶために訪問しました。
はじめにホールで全員が集まり、甲子園会館の方に講義をしていただきました。甲子園会館を見学するにあたって、どんな魅力ポイントがあるのかを伺った後、太田先生より「なぜ、枝川樋門を見に行くのか」について、振り返りをしていただきました。
なんと、今回は附属中高から上甲子園キャンパスまでの移動時、かつて申川が流れていたところを通ってきたため、生徒たちはさらに想像しやすいフィールドワークとなりました。
枝川樋門の見学においては、西宮市役所の水路治水課さんにもお世話になっており、フィールドワークが成り立っています。
これまでに地域探究として大正時代の地図を用いて学んできたことを実際に見て、実感するために、上甲子園キャンパスの北に位置する鳴尾浄水場の裏にある枝川樋門前へ行きました。これは本校が所在している枝川町の名の「枝川」と密接に関係するため、暑い中ではありましたが、生徒たちは楽しく学びました。
帰校後は、しっかり休憩時間をとり、今日のフィールドワークを振り返りました。
中学2年
前回取り組む予定でしたが、悪天候のため今回に延期した「鳴尾いちごの苗移し」に取り組みました。
はじめに4クラス同時に、今回の取り組みの流れを説明し、2クラスずつ別々の活動に取り組みました。
「鳴尾いちごの苗うつし」
昨年度は、園芸場でそのままいちごを増やそうと試みましたが、酷暑となかなか園芸場へ苗の様子を見に行く機会がなく、遮光ネットをかけたものの、ほぼ全滅してしまいました。とはいうものの、一部の苗はしっかりと根を張っており、今年の春にしっかりと花開き、実をつけていた苗もありました。この反省を生かして、今年度はプランターに苗をうつすことにしました。
根を大切にしなければならないのですが、それが最も難しく、すでにへたってしまっているいちごの苗ですが、中学2年生みんなでしっかりと水やりを続け、後輩に鳴尾いちごを引き継ぎたいと思います。
「鳴尾いちご栽培を振り返って」
3月から5月まで、生徒たちは毎日クラス・班別にロイロノートを使って、観察日記をつけてきました。それを1日1日見返して、「なぜ葉を切る必要があったのか?」「3月はどのような時に水をあげたのか?」「ランナーとは何か?」など、いちご栽培で大切なことについて、「なぜ?」という意識をもって、振り返りました。