キャリア教育 3学期

中学2年 2025.1.9(木)

「大人とは?」をテーマに、「社会へ向けての意識醸成」について、お話しいただきました。まず始めに「大人」の定義について問いかけられ、法律でいう成人したら大人なのか、就職したら大人なのかという流れから、「自立する」という意味について考えました。
私たちが置かれている今の社会は、新型コロナウィルス感染症の蔓延、軍事侵攻による影響など、世界では10年前に予測できなかったことが起こり、その影響で社会がめまぐるしいスピートで変化し続けています。そんな大変化の時代であるVUCA時代(Volatility:変動、Uncertainty:不確実、Complexity:複雑、Ambiguity:曖昧)の特長や就職した後も転職、兼業・副業、起業など働き方が多様な時代に自分自身でいろいろな選択や決断をする機会が増えていることを教えていただきました。

中学3年 2025.1.9(木)

「高校への準備」をテーマに、「将来を見据えて考えておくこと」について、お話しいただきました。未来の労働環境についてのクイズを通して、これからの職業環境と社会で求められる力について考えました。また、高校生になるということは、大人になるための大事な準備期間であることを再認識しました。そのために心がけて欲しいことは「ちょっとやってみること」「振り返る癖をつけること」だと教えていただきました。「ちょっとやってみること」で物事を考える癖がつき、「振り返る癖をつけること」で気付き・学びが得られ、次の目標を明確にして行動していくという、高校生になるにあたって大切なことを考える機会となりました。

中学1年 2025.2.20(木)

「仕事とは?働くとは?」をテーマに、「仕事の意義・働くことの意義」について、お話しいただきました。まず始めに「なぜ働くのか?」を問われ、みんなで相談しながら考えました。生成AIの登場により、アメリカでは80人必要だった仕事が8人でできるようになり、日本では今ある仕事のうち約49%が今後人工知能やロボットに代替される可能性が高いと言われています。そんな時代だからこそ、働くことの意義を考えることは重要であり、みんなが新しいことを学び続けることが大切になってきています。また、具体的に今できることとして「ちょっとやってみること」を個人で考えてワークシートに記入しました。ちょっとやってみて、どう感じたのか、その理由を考えることが自分を知ることであると教えていただきました。

中学2年 2025.2.20(木)

「将来像から逆算した目標設定」をテーマに、「振り返ること」について、「振り返りから目標設定をすること」について、お話しいただきました。とある3人のレンガ職人の話の例から、目的と目標の有無で仕事に対する考え方や取り組む姿勢が全く違うことを実感しました。その後、目標設定をするために1年間の振り返りを行い、その振り返りから目標を立ててみるワークシートに取り組みました。振り返りや目標設定を普段から心がけることで、ただやらされるのではなく、やりがいを持って行動することができるとまとめてくださいました。