MS通信 第3号
5月20日(土)のMSタイムの取り組みを紹介します!
高校1年
高校1年CGコースでは、先週に引き続き各分野の専門家の方によるふだん聞くことができない深いお話を興味深く聞く機会となりました。
特に、今週、吉野由里子先生(不二製油株式会社)、浦元麻裕実先生・牧口勇次先生(関西電力送配電)、小林昇平先生・三木茂人先生(情報通信研究機構 未来ICT研究所)、森山賢治先生(本学薬学部)の先生方から、新たに楽しい講義を体験させていただきました。
吉野先生のお話で、チョコレートの主な原料であるカカオの流通について知ることができました。また、チョコレートを手軽に購入できるのは、カカオを日本のメーカーが安く仕入れているからですが、見方を変えるとカカオの生産国は安く売るしかない状況になっていること。さらに、持続可能な関係であるためにどのような価格設定をするべきか考える機会になりました。
浦元先生のご講義では、発電機を回すというようなスケールのものではなく、実際に蒸気が発生して発電を行う装置は圧巻でした。原理は中学校の教科書でも扱われるものですが、それが実際に動く様子を観察できたことはとても有意義でした。
小林先生のご講義は、細胞が侵入者を見分ける仕組みを蛍光顕微鏡法等で調べた結果や、細胞が行う分子による情報のやりとりに関する研究が将来の情報通信技術にどう貢献し得るかについて、また、オートファジーの仕組みについてもとても分かりやすく楽しく学ばせていただきました。
三木先生のご講義では、-270℃の世界と 超伝導の不思議な現象を実演を交えて次々に楽しく紹介していただきました。さらに、「絶対に破ることのできない暗号通信」や「スーパーコン ピュータを上回る新しい量子コンピュータ」 などの未来の技術に超伝導がどのように利用されるかなど、どんどん引き込まれていきました。
森山先生のご講義では、わたし達の体の中のメンデルの法則~遺伝、遺伝子、表現型を “超” 楽しく学ぶ本学全ての理系学科で必修科目の解剖学を薬学部で担当しておられます。みんなで手をかざして、薬指の長さを比較し、そこから男性ホルモンや女性ホルモンのお話に展開。気がつくと難しい生物の概念であるメンデルの法則から遺伝子と遺伝現象が私たちの身近な楽しいお話になっていました。
参加した生徒たちの真剣にメモをとる姿や「つい引き込まれてしまいました」の声が、あちこちにあふれていました。
高校2年
朝日新聞東京本社 寺子屋朝日の方にお越しいただき、講演会を実施しました。
チョコレートを食べ、味から生産背景などを考えています。
中学1年
データサイエンスの授業として、「ロボット班」「ホームページ班」「ドローン班」に分かれて、学習に取り組みました。
どの班も実際に触って、体験することができ、生徒たちはわくわくした表情をしていました。
中学2年・3年
週明けから始まる各学年の宿泊研修に向けて、最終オリエンテーションをしました。