家庭科の授業を通じてボランティアを

 東日本大震災が起こった11年前、何かできることはないかと考え、東日本にボランティアに行くことから始まった「宮城県の幼稚園におもちゃを贈るボランティア活動」。
気づけば例年の交流になっています。
 今年度は高校3年「家庭看護福祉」を選択している生徒が授業の中でおもちゃを作ってくれました。贈ったところ、以下のお手紙と写真が送られてきましたので、ご紹介させていただきます。

「暦の上では明日は立春・・・。全国的に寒波に見舞われてこちらも子ども達は雪遊びに大喜びでした。
 さて、お送りいただいておりました手作りおもちゃですが、行事や、重なる実習生の受け入れ等で、3学期になったら落ち着いて遊ばせようとなり、先日やっと、「手作りおもちゃで遊ぼうTIME」を致しました。
 子ども達は大喜びで、ゴザの上に準備してあるおもちゃを前のめりになって覗き込み、スタートの声をワクワクして待っていました。遊び始めてからは「コートチェンジ」の合図が聞こえないくらい盛り上がって遊んでいました。
 ひとつひとつ、遊ぶ子ども達の事をイメージして作ってくださったお姉さんたちの作品はみんな素晴らしいものでした。ぬくもりのあるおもちゃで遊ばせてあげられることもとても嬉しいです。ありがとうございました。
 全員で遊んだおもちゃは、年齢ごとの分けて、昨年の物と一緒に大切に遊ばせていただきます。ありがとうございました。」

これからも家庭科では、授業や実習を通して様々なことを考え、交流を行っていきたいと考えています。


※写真の掲載許可をいただいています。