MS通信 第10号
今回のMS通信は、高校3年CSコース「科学探究Ⅲ」の授業報告と、中学1年CSコースの植物観察の様子についてです。
[ 高校3年CSコース「科学探究Ⅲ」 ]
6月28日(火)の高校3年CSコースの科学探究Ⅲの授業は、大学建築学部景観建築学科から杉浦徳利先生をお招きして『建築学を学ぶ 「確かな技術」の上に展開する「豊かな感性」』というテーマで特別授業をしていただきました。建築の語源や建築において「芸術」と「技術」は一体であること、ローマ時代のヴィトルウィウスが唱えた建築の3大要素である「強・用・美」とは「構造・機能・美しさ」であり、現在ではそれに「地球環境倫理」や「自然との共生」という要素も加えて入ることなどを学びました。また、教育環境が充実した大学の様子や欧米型のスタジオ型教育を取り入れている景観建築学科のことについても知ることができました。
杉浦先生の講義の後、本校出身の船戸理磨子さん(建築学科1期生・現在、景観建築学科助手・博士課程後期3年)と池澤萌子さん(同学科8期生・同学科助手・博士課程後期1年)が建築学科を選んだ理由や社会人時代の仕事について、大学で学んだことや社会で活かせたこと、博士課程での研究内容などについて話しをしてくださいました。生徒たちは本校の先輩の話を聞き、刺激を受けたようです。先生方、有意義な講義をありがとうございました。
[ 中学1年CSコース「植物観察」 ]
中学1年生のCSコースでは、夏の始まりとともに4種類の植物を育て始めました。
トマト、きゅうり、オクラ、かぼちゃの成長過程をしっかりと観察しています。