令和5年度 入学式

4月2日(日)に武庫川女子大学 公江記念講堂で、令和5年度 武庫川女子大学附属中学校・高等学校の入学式を挙行しました。

校長先生の式辞として、中学校入学式、高等学校入学式ともに、あらためて「立学の精神」の紹介がありました。

中学校入学式の在校生代表による歓迎の言葉のなかに「学校生活を送るにあたって、三つの大切なこと」について、話がありました。ここで、その三つの大切なことを紹介します。

一つ目が「感謝」です。
読書会、委員会活動、部活動などで先輩と関わり合える環境があります。私はクラスでは委員長、部活ではキャプテンをつとめており、私にとって支えになる言葉があります。それは「ありがとう」「手伝おうか?」という言葉です。感謝の気持ちをもって、新しい仲間と学校生活を送りましょう。

二つ目が「周りを見ること」です。
毎日の生活の中で、周りが見えなくなることもあります。自分が楽しいと思っていても、他人にとっては迷惑かもしれないことがあります。困っている子がいれば、声をかけて助けましょう。

三つ目が「両立」です。
本校は体育部、文化部ともに盛んです。自分に合った部活動にチャレンジしましょう。また、部活動だけに集中するのではなく、勉強をがんばるからこそ、部活動を楽しめます。とはいっても、中学生になり、教科数は増え、通学に時間はかかり、自宅での学習時間を確保することが難しくなります。隙間時間を使って、勉強時間を増やしたり、日々の積み重ねを大切にするよう、心がけましょう。

みなさんがここにいるのは、いつも誰かに支えられてきたからです。これからも支え合いながら、最高の学校生活にしましょう。

中学校の新入生代表生徒より、次の通り、誓いの言葉がありました。

新たな仲間との出会いや、勉強、部活動に馴染めるのかという不安と、これからどのような生活が始まるのかという期待で胸がいっぱいです。
私は附属幼稚園に通っていたこともあり、当時、中高の先輩方と関わることがあり、いきいきとした先輩方に憧れていたので、今、憧れの制服に身を包むことができ、とても嬉しく思います。憧れの先輩も入学時に緊張してたことを想像すると、勇気が湧いてきます。
ひとつひとつ、ていねいにがんばっていきます。

高等学校入学式の在校生代表による歓迎の言葉のなかに「武庫川の良いところ二つ」について、話がありました。ここで、その二つの紹介をします。

一つ目は「さまざまな経験をするチャンスがたくさんあること」です。
海外との交流、MSタイムの探究活動、体育部・文化部合わせて、40もある部活動があり、さまざまな分野で挑戦する機会があります。
私は本校の英語教育を通じて、英語に関心をもつようになり、オンラインでケニアの方々と交流する機会がありました。私は武庫川に入り、たくさんの経験をし、失敗は恥ずかしいことではなく、むしろ財産であることを知り、挑戦するようになりました。みなさんも、さまざまな経験を通じて、挑戦してみてください。

二つ目は「学年の垣根を超えて、つながることができるところ」です。
武庫川は、中高6学年が同じキャンパスで過ごしており、私が所属しているバスケットボール部では、6学年みんながお互いに刺激を与え合うことができます。技術面の向上だけでなく、人間関係も築くことができ、信じ合える仲間に出会うことができます。また、部活動以外にもつながる機会はたくさんあります。武庫川フェスティバルや体育大会など、行事も6学年が一つとなって参加する行事なので、そこでも学年の垣根を超えて、つながることができます。

高等学校の新入生代表生徒より、次の通り誓いの言葉がありました。

学校説明会に参加した時に、それぞれのコースでの特色あるカリキュラムや部活動の多さに、魅力を感じました。そして、自分の夢を模索し、夢を実現するために、何かに取り組むことができる環境があると思いました。
私たちは、小学生の卒業時から、コロナと付き合ってきた学年であり、たくさんの壁を乗り越えてきました。これから始まる高校生活をかけがえのないものにしていきたいです。そして、社会貢献できる一人の女性に成長したいです。