全国SSH生徒研究発表会 (神戸)

文部科学省主催、「全国SSH生徒研究発表会」が、神戸国際展示場で開催されました。国内218校、海外招聘校23校、計241校、総数約4,500名が一堂に会し、熱の入った活発な楽しい雰囲気の発表が行われました。

全国SSH生徒研究発表会

  • 日程: 令和元年8月7日(水)、8日(木)
  • 会場: 神戸国際展示場
  • 主催: 文部科学省、国立研究開発法人科学技術振興機構
1日目
この発表会は、全国の各SSH校から1グループのみ発表が許される、選りすぐりの発表会で、日本の高校生の知恵の宝庫です。本校からは高校3年SSコース、内海妃那さん、遠藤穂香さん、中村友奏さんの3人が「葉の色素の吸光度による色素増感型太陽電池の発電量変化」というタイトルで発表を行いました。
基調講演に続き、午前中に約2時間、午後から約3時間、計約5時間の発表・質疑応答が途切れることなく続きました。それでも発表した3人は、疲れた表情も見せず、最後まで、笑顔溢れる素晴らしい堂々とした清々しい発表をやり遂げてくれました。正に「知を拓く」貴重な体験となりました。

2日目
午前中は、各6分野(①物理・工学、②生物(動物・医学系)、③生物(植物・農学系)、④化学、⑤数学・情報、⑥地学)から選ばれた代表(全体発表)校6校による口頭発表(10分)・質疑応答(10分)が、例年通り素晴らしい内容で行われました。

「知りたい」という思いを大切に育み、真理を追究するとこんなにも素晴らしいところに到達するんだ、ということを改めて実感できる貴重な時間となりました。このことは、この場に参加した人だけが味わうことのできる良質体験かも知れません。

今年の参加者の42.3%が女性。この2日間で沢山の人とディスカッションしました。その中から生まれた「次世代を担う一員であるという自覚」を胸に、会場をあとにしました。