附属中高への最後の登校日~高校3年生との別れの式~
2月22日(土)、高校3年生との別れの式を行いました。
世良田校長から、次のようにお話がありました。
「高校3年生の皆さんと、これでもうお別れと思うと、本当に寂しい気持ちで一杯です。下級生も他の先生方も同じ思いだろうと思います。
皆さんは今年度、最上級生として、部活動やさまざまな研究発表、とりわけ学校行事で、リーダーシップを発揮し、後輩を導いてくれました。とても頼り甲斐のある、存在感のある学年でした。
そして、僕が皆さんに対して感心したのは、新しいことにチャレンジする勇気を持っていたということです。
これから社会は、誰も経験したことのない大変な変革期を迎えます。よりよい未来は何もしないでは手に入れられません。ぜひ、今のように、失敗を恐れず、何事にも挑戦していき、よりよい未来をきり拓いていって欲しいと思います。
皆さん、自信を持って、広い大空に飛び立っていってください。
下級生一同、職員一同、心からエールを送ります。お元気で。」
続いて高校2年生の竹内さんから
「高校3年生の皆様、ご卒業、おめでとうございます。
これまで、先輩方は、学校生活のさまざまな場面で先頭に立ち、私たち後輩を導き、支えてくださいました。
先輩方が日々目標に向かって努力しておられた姿や、武庫川フェスティバルなどの行事において笑顔で積極的に取り組んでおられた姿、また、いつも優しく、時に厳しく私たちを指導してくださったことや、ともに喜び、時に涙したことも、すべてが、今では大切な思い出となっています。なかでも、先輩方の集大成とも言える体育大会の創作ダンスは、私たちに感動と勇気を与えてくださいました。
私たち在校生は、これから先輩方からのバトンを受け継ぎ、よりよい学校を作っていきます。先輩方、新たな道に進まれてからも、是非、母校を訪ね、私たちに元気な姿をお見せください。お待ちしております。
先輩方が進まれる道が希望に満ちあふれていますように、そのなかで、先輩方が健康で、活躍されますように、お祈り申し上げ、別れの言葉とさせていただきます。」
と挨拶がありました。
そして高校3年生の岡田さんから、別れの言葉がありました。
「今日は、私たち高校3年生がこのキャンパスに登校する最後の日です。
高校生活を振り返れば、決して楽しいことばかりではありませんでした。毎日の部活動や、難しくなっていく勉強、正副委員長としての責任に何度も心が折れそうになりました。
しかし、そのたびに私は多くの人に支えられ、気づけば仲間と共に笑い、悩み、励まし合いながら過ごす日々が当たり前になっていました。
たくさんの苦しい経験をしましたが、今ではそれらの出来事もすべてが笑い話となり、私にとってかけがえのない思い出です。
これから私たちは、この学校を卒業し、それぞれの夢に向かって新しい道を歩んでいきます。この先、もしも壁にぶつかってしまうようなことがあっても、ここでの経験を糧に、また私たちらしいパワフルさと元気さで、突き進んで行こうと思います。
後輩の皆さん、学校生活は、楽しいことばかりではありません。勉強に追われる日々、思い通りにいかない人間関係、部活動での挫折など、苦しいこともあると思います。
しかしそんな時こそ、一緒に頑張る仲間の存在を忘れないでください。そして皆さん自身も、仲間の力になれる存在でいてください。
最後になりましたが、私達高校3年生を今まで温かく見守ってくださった全ての方々に感謝の言葉を申し上げ、在校生のみなさんに向けてのお別れの言葉といたします。」
高校3年生が、附属中高のキャンパスに登校するのは今日が最後です。
第77回卒業証書授与式は、2月27日(木)に行います。
学校の様子は、学校公式Instagramでもご覧いただけます。
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