家庭看護•福祉の授業で「認知症サポーター養成講座」を行いました
9月25日(月)家庭看護・福祉の授業の一環として例年行っている「認知症サポーター養成講座」を行いました。
西宮市社会福祉協議会からの出張講座です。講師として、訪問看護センター明和から看護師の中島先生にお越し頂きました。
この授業を受けた人は「認知症サポーター」としてオレンジリングを受け取ることができます。
生徒の感想です。
「自分の周りの人に認知症の人はいませんが、おばあちゃんも年を取ってきています。もしかしたら次に会ったときは自分のことを忘れているかもしれないというくらいの思いで、これから会うときは今よりも一瞬一瞬を大切にしたいと感じました。私の住んでいる地域にも高齢者がたくさんいます。認知症なのか分からなくても困っている様に見える高齢者がいたら、今回教えて頂いた、<目を合わせて話す>ことや<後ろから話しかけない>などのことを思い出して接したいと思います。認知症の症状として忘れていくことが多いとは知っていたのですが、その忘れるということが単に物がどこにいったのかを忘れるだけではないことを知ることができました。<忘れていないけれど消えていく感じ>これがすごく聴いていて自分の心に響きました。ただ単にどこにあったのかを忘れただけでもモヤモヤするのに、認知症の人はそのモヤモヤを心に持って死ぬまで戦っていけないと考えるとすごく大変な病気なんだなと思いました。今回教えて頂いたこと、学んだことは、これから生きていく中でも必ず必要な場面が出てくると思うので、しっかりと覚えて実践できるようにしたいです。」