日経STEAM2023シンポジウムに参加しました! MS通信 第7号


7月19日(水)に、大阪国際交流センターで行われた「日経STEAM2023シンポジウム」に参加した様子を紹介します!

 高校2年創造サイエンスコースの稲垣 奈椿さん、嶋田 恵さん、豊永 瑞希さん、花岡 美空さん、村尾 悠花さん、の5名が参加し、メインの大ホールで口頭発表を行いました。
約600名の兵庫、大阪、京都から集まった高校生、大学生、高大教員、その他の方々の前での堂々とした発表でした。審査員とのディスカッションも詰まることなく立派でした。
 身の回りのものに疑問をもち、「課題」を自ら発見し、ほぼ毎日研究を進め、オンラインで塩野義製薬の方、大学生の方とのディスカッションを経て、今回の発表に繋がりました。本研究は、高校1年生の時の「切った爪を分析することで簡単に健康チェックができないだろうか?」という素朴な疑問から始まり、「授業で学習した内容も自分たちの研究に応用できないか?」という視点でコツコツと、地道に実験を重ね、3月の「日本生理学会」で発表しました。そして、その学会で知り合った大学の研究者の先生方とディスカッションする機会も得て、とどんどん世界を広げて現在に至っています。
 今回の研究発表を終えて「しんどいこともたくさんあるけれど、成長している自分たちを実感することができて楽しい」と、また一歩、新しく前進できた充実感をかみしめていました。