SSH研究授業を開催しました
令和4年11月11日(金)13:30〜16:00に、本校でSSH研究授業を公開しました。
本校は、平成18年よりSSH研究指定を受け、学校独自カリキュラム研究、各種の研修や課題研究などさまざまな事業に取り組んできました。
そこでSSH事業として、本校の特色ある授業において研究授業を行い、多くの方々にお越しいただき、ご指導・ご助言を賜りました。
いただいたご助言をもとに、これからもよりよい教育活動を進められるように精進します。
5限 (13:30〜14:20)
(1) 理系英語Ⅲ (高校3年8組) Morris先生/木村先生/瀧川先生
Goals
・Two groups of students perform their long-term research presentations to gain experience and feedback from their peers.
・All students partake in a Q&A session for the presentations to gain experience in asking questions.
・Practice evaluation of their peers to learn what students can do better for better presentations.
(2) コミュニケーション英語 (高校3年7組) 中原先生
目標
自分の尊敬する人物を切り口に、プレゼンテーションを英語で行うことができる。活動を通して、四技能を総合的に高めることを目標の一つとし、他の生徒の発表を聞き、質問をすることで理解を深める。また、他の生徒の発表に対して積極的にリアクションを行うことができる。
(3) 英語 (中学3年5組) 田辺先生
目標
・日本に限らず海外のCMを視聴し、CMを通じて文化の違いや表現の違いを知る。(思考・判断)
・CM制作をするにあたって、ターゲットを絞ることで、英語を使った表現方法を考える。(知識・技能)
・CM制作後、CMを視聴してもらい、アンケート調査をする。アンケート分析をすることで、自分たちが立てた仮説と調査結果の差異について考える。(思考・判断・態度)
・CM制作に関わる一連の流れを英語のプレゼンテーションで発表をする。(表現)
6限 (14:30〜15:20)
(1) 科学探究Ⅰ (高校1年6組) 山内先生/瀧川先生
目標
既存の実験を追試し、その経験から改善点を探ることで、探究活動の最も基礎となる「観察力」を身につけさせたい。さらに、他者の仮説に対して、問題提起することによって「思考深化」さらには、検証方法をディスカッションすることによる「観察力及び思考深化力」を高める手段としてディスカッションが有効であることに気づかせたい。
(2) MSタイム (高校2年データサイエンス類型) 扶川先生/吉位先生/峯山先生
本時の授業
本時間は1学期後半から行なってきた探究活動の発表の時間である。本来、土曜日の2時間続きの時間に発表を行う予定であったため、全班ではなく一部の班の発表を行う。発表の形式は作成したポスターを映しながら行うグループもあれば、PowerPoint等の発表ツールを用いて発表を行うグループもある。(発表する班は次の通り)
「VRと教育」 「図書館データ」 「スポーツと地域性」 「兵庫県の電力」
(3) 中学データサイエンス (中学2年5組) 山村先生/小林先生
本時の授業
これまでにデータサイエンスの基礎となる基本的な統計学、表計算ソフトの習熟を目指して取り組んできた。主に中学数学で習う統計分野を表計算ソフトを用いて学んできた。現時点で概ね中学校数学の3年間の内容を終えたところであり、次は統計的探究実践として、現実のビッグデータを処理してみようという段階である。本時はその第1時間目である。
閉会行事
各授業担当者に質問や感想を寄せていただき、情報交換をしました。
また学校全体として、ICT機器の利用が浸透していることに関して「どのような工夫をしたのか」という質問も寄せられ、本校の教員がさまざまな事例を述べたり、実際にどのような活動をしているのか見せたりしました。