探究の時間 高校1年・高校2年

5月28日(水)の総合的な探究の時間の取り組みを紹介します。

高校1年

先週の近畿日本ツーリストの方による講演をもとに、まずは個人で校外研修の企画に取り組み始めました。
個人で企画を始めることで、より多くのアイデアが出て、この先グループで企画する時にはしっかりと議論することができるのが目的です。生徒たちは一生懸命、アイデア出しに励んでいました。
ある生徒は総合的な探究の時間外でも、「先生!私、たくさん考えて、いろいろな案を出してるよ!」と報告してくれるほど、楽しんでいる様子が伝わります。

高校2年 SOAR探究コース

地域活性化人材育成プログラム
〜SDGsの知識と生成AIを駆使して、地域活性化に取り組む〜

今日は、大学でSAPの方による講義およびワークショップに参加しました。

ワークショップでは大学生と一緒にグループを作り、活動に取り組みました。
活動の中で、ターゲットとなる人物を1人決め、その人物の困っていることや趣味などを考え、その方たちにとって住みやすいまちづくりとはどのようなものであるのかを考えました。
そして、来月訪れる明舞団地での視点も学びました。

先週は兵庫県庁の方から明舞団地の概要説明をお伺いし、本日はそこに住む人に視点を向けていろいろなことを考えることができました。

来月実際に明舞団地へ訪れた際には学びを実際に目で見て肌で感じて欲しいと思います。

サステナビリティ人材育成プログラム
〜企業と連携し、地域課題に取り組むことで倫理観を養成する〜

本ゼミに参加している生徒を5つのグループに分け、先週に引き続き、「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」でのボランティア研修に参加しました。今回は部屋の清掃ボランティアに取り組みました。

生徒の感想を紹介します。
「今回のボランティアで初めてすることがたくさんあって大変だと感じました。テレビは部屋に置いていないことや、食事は1階で取るなど、引きこもることや、一人にしない工夫がされていてすごいなと感じました。」
「ドナルド・マクドナルド・ハウスの中がすごく落ち着いた雰囲気だったので、患者さんのご家族は、気持ちが落ち着くのではないかと思いました。部屋の中がすごくきれいだったので、ホテルみたいだなと思いました。指導者の方々が優しく教えてくださり、掃除を心を込めてすることができました。次は滞在されているご家族の方々とも関わらせていただきたいと思いました。普段はあまりできない経験をさせていただきました。個人でも足を運んでみようと思います!」

次は、前回参加した生徒の振り返りシートによる感想です
「誰かのために取り組むボランティアをしたことがなかったので、初めてハウスでボランティアができて、良い体験だと思いました。掃除とかタオルの袋詰めを通して、少しでも利用者の方が幸せになると良いなという思いでお手伝いをしました。
自分がハウスに着いた時に何人かのボランティアの人がいたり、廊下の壁にある寄せ書きやかわいい絵を見て、幸せになってほしいという思いが集まって、ハウスが成り立っていて、素敵な場所だなと思いました。自分もちょっとの時間だけど、その人たちの一員に慣れて嬉しかったです。(後略)」

その他のゼミは、宿泊研修に向けてそれぞれのテーマに沿って調べ学習に取り組みました