短期交換留学 チャールズ・ライト・アカデミー派遣報告
令和6年度 短期交換留学 チャールズ・ライト・アカデミー派遣報告
2025年3月に短期交換留学(派遣)を終えて帰国した、(令和6年度)中学3年の藤田さんと高校1年の太田さんに、3/9~3/27の全期間通を振り返っての感想を書いてもらいました。とても楽しく充実した研修の様子がうかがえます。今後留学を希望する人は、是非参考にしてください。
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今回の派遣で学んだことが8つありましたので、紹介させていただきます。
まず一つ目は、楽しかったことです。楽しい経験は二つあります。第一に、ホストファミリーの方と訪れたガラス美術館です。非常に美しく、感動的でした。細部まで丁寧に作られているのを見るのが楽しかったです。そして、もう一つは、チャールズ・ライト・アカデミー(CWA)で、太田さんと一緒に行った日本語クラスでの折り紙指導です。
二つ目は、辛かったことです。英語を必ず話さなければならない状況に置かれた時、焦りと戸惑いから言いたいことを十分に表現できないことがあり、その瞬間は非常に辛い経験でした。
三つ目は印象に残ったことです。学校で先輩と一緒に作成した陶芸が最も印象に残っています。何度も失敗してしまい、形が完成した際にCWAの生徒の方に手伝っていただいたおかげで、とても素晴らしい作品ができたと考えています。
四つ目はその他の発見です。アメリカでは靴を脱がずに上がるものだと考えていましたが、実際には靴を脱いで上がることが多く、日本と似ていると感じました。
五つ目は学校 CWAについてです。幼稚園から高校までの学校ですが、非常に少人数制で、学年の組み方が興味深いです。小学校4年生が終了すると、中学生になり、その後4年間、高校でさらに4年間学びます。また、高校ではルールや制服は存在しませんが、学生一人一人がしっかりと常識を持っており、スマートフォンの使用が許可されている場所と禁止されている場所を理解している点が非常に素晴らしいと感じました。制服の有無があっても、あまり変わらない印象を受けました。さらに、学生たちの意見を大切にしている姿勢が見受けられました。
六つ目はホストファミリーについてです。私はホストファミリーが途中で変わってしまいましたが、一家庭目では美術館に多く訪れ、とても楽しい時間を過ごしました。二家庭目では買い物に多く行き、また同様に楽しい経験をしました。
七つ目はこの研修前後で気づいたことです。研修前には自分の英語力でなんとかなると思っていましたが、アメリカで自分の英語力の低さを実感し、帰国後はもっと英語を頑張ろうと考えています。
八つ目はこの経験を今後どのように活かすかです。私はこの経験を基に、英語の発音やリスニング力を向上させるため、様々な動画を視聴し、自分独自の学習方法で勉強しようと思っています。
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チャールズ・ライト・アカデミー(以下CWA)では、生徒と色々なことをしました。折り紙を教えたり、日本語を教えたり、色々なカードゲームをしたり山登りをしたりしました。また、美術の授業に参加したり、幼稚園や小学校の生徒とも交流したりしました。
思っていたより、アメリカの食べ物は日本よりも全体的にカロリーが高くてショックでした。留学に行って体重が増えたと聞いたことがあったのですが、食べ物のカロリーを見てそういうことかと納得しました。食べ終わってから気がついたりして、食べる前に確認すればよかったと後悔することが多々ありました。
アメリカの人はみんなフレンドリーで、全く知らない人でもすごく話しかけて来ました。いきなり服装を褒められたり髪型を褒められたりしました。最初はすごくびっくりしましたが、嬉しかったです。日本ではあまりこういうことが無いので、違いはどういうところかなと思いました。
CWAは基本的に見た目に関する校則はなく、みんな好きな髪型、アクセサリー、服装をして来ていました。私は服が凄く好きなので、見た目に関する校則が無いのはとても魅力的に感じました。授業は大学みたいに自分の好きなものを取れるようになっていて空きコマもあるので、その時間は自習ができるスペースで勉強している生徒が多かったです。授業は少人数で行われるので、わからないところも聞きやすい雰囲気で良いなと思いました。
私がお世話になったホストファミリーはホストシスターとお兄ちゃん、お母さん、お父さん、わんちゃん2匹の4人と2匹家族でした。みんな不便が無いかいつも気にかけてくれるとても優しい方達でした。特にお母さんは、いつも送り迎えをしてくれたり、私の食べられないものを気にかけてくれたり、外食をした時にメニューについて教えてくれたり、とても助けて頂きました。ホストシスターは絵が上手で、優しくて可愛くて、ほんとに素敵な人でした。お昼の時間にわざわざ友達と教室に来て、一緒にご飯を食べてくれたり、毎日私の服やアクセサリーを褒めてくれたりしました。私が帰る前日の夜には、わんちゃんのぬいぐるみや、手作りのブレスレットや、英語の漫画やしおりなど沢山の思い出を貰いました。お家からはMountain Rainierという山が見えてとても綺麗でした。
この研修で私自身が大きく変わったと思うことは、何事も一度チャレンジしてみる気持ちです。私は日本では食べたことがないものは食べずに避けて来たのですが、ホームステイ先で作っていただいた料理を食べずに残すわけにはいけないと思ったので、チャレンジして食べてみることにしました。最初は抵抗があったものの、食べてみると意外と美味しかったので、それからはアメリカでも日本に帰って来てからも食べ物に限らず、色々試してみることに抵抗がなくなりました。また、多少の時差ボケはあったものの、研修に行く前よりも生活リズムが良くなったように感じました。この研修は自分の考え方や目標が変わるきっかけだったと思います。
(R6年度短期交換留学CWA派遣報告)





