令和4年度 芸術鑑賞会

10月25日(火)14時〜、武庫川女子大学中央キャンパス公江記念講堂で、芸術鑑賞会をしました。
コロナ禍で2年ぶりの開催となったことと、全校生徒が公江記念講堂に集まったのは3年前に行った「武庫川学院創立80周年記念講演」ぶりのことでした。

本校では、「古典芸能」「音楽」「演劇」の3つを毎年順番に鑑賞し、在学中の3ヵ年、6ヵ年にさまざまな芸術にふれられるように計画されています。
今年は「古典芸能」の年ということで「能楽」を鑑賞しました。

能楽大倉流小鼓方の上田さんより能楽の解説をしていただき、狂言「附子」の鑑賞をしました。
そして、囃子方の解説をしていただき、全校生徒で「エア小鼓」を体験させていただいた後、中学3年生より4名、高校3年生より4名が小鼓、大鼓、太鼓を実際に使って体験をさせていただきました。
最後に能「高砂」を鑑賞しました。
生徒たちが体験した楽器を使用していたり、鑑賞会はじめの解説の時には謡の中に「遠く鳴尾の沖過ぎて・・・」という聞き覚えのある言葉も出てくると教えていただいたこともあり、生徒たちは興味深く聞き入っていました。

本来、能楽とは能舞台でするものであるなかで、公江記念講堂の広い舞台の上で演出できるよう、工夫を凝らしながら、私たちのために能楽を鑑賞させてくださり、ありがとうございました。

その後、10月29日に青森県で行われる「第75回全日本合唱コンクール全国大会」に出場する高校コーラス部の壮行会を開きました。
いつもであれば、放送でテレビの向こうで行われている壮行会ですが、今回は出発直前ということもあり、この公江記念講堂で開きました。
全校生徒および教職員がひとつとなって、高校コーラス部にエールを送ることができました。がんばってきてください!