地理部巡検

〜2日目〜 
2日目は、朝7時にホテルを出発し、エンジェルロードまで30分の散歩を楽しむことから始まりました。エンジェルロードとは、1日2回引き潮のときに現れる砂の道のことで、向かいの弁天島まで徒歩で渡れるようになります。残念ながら私たちが到着したときには、満ち潮が始まっており、砂の道を対岸まで歩くことはできませんでした。
 朝食後は、銀四郎麺業株式会社で、小豆島の素麺づくりの歴史、工程を説明していただきました。そして、工程の一つである「箸わけ」を部員一人ずつ体験させていただきました。弾力ある素麺を箸で分ける作業は、思っていたより難しく、力も技も必要でした。昼食には、素麺をテイクアウトして、帰路のフェリーでいただきました。美味しかったです。

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〜1日目〜
地理部巡検が小豆島で行われました。
初日はヤマサン醤油株式会社にお邪魔し、代表取締役の塩田洋介氏より、小豆島でなぜ醤油作りが始まったのかをお聞きしました。
 醤油の原料は、大豆、小麦、塩です。塩は、海に囲まれた小豆島で手に入れることは可能ですが、大豆と小麦は、耕地の限られた小豆島では手に入れられません。ではどうしたのか。と言ったことを切り口に、当時の小豆島の立場、状況を踏まえてお話しして下さいました。さまざまな示唆に富んだお話しで、大変刺激になりました。