MS通信 第6号


今回のMS通信は、関西大学オープンラボの様子と、高校3年生CS(創造サイエンス)コースの「サイエンスツアー」の様子です!

関西大学オープンラボ(2回目)


6月4日(土)に関西大学オープンラボ「プログラミング教室」の2回目の授業に中学3年・高校1年の生徒たち22名が参加しました。今回の授業ではJavaの基礎の基礎としてプログラミング言語の基礎的な文法を学びました。一見すると難しそうに見えるゲームのプログラムをいかにスマートに書き換える等の作業などをしました。7月の最終の授業では、各自でゲームを制作する予定です。

高3CSコースサイエンスツアー

〜1日目〜
初日の今日はまず、国立科学博物館を見学しました。地球環境の変動の中で、生命が誕生と絶滅をくり返しながら進化してきた様子や、人類が生み出してきた科学技術の歩みを学びました。
 その後、東京工業大学地球生命研究所を訪れました。実験室を見せて頂き、その後、野田研究員より「実験室で復元した火星から迫る、宇宙における生命の条件」というテーマで講演して頂きました。研究者になられるまでのお話も伺い、生徒たちの関心は高く、たくさんの質問が出ました。

〜2日目〜
 高エネルギー加速器研究機構、物質・材料研究機構、筑波実験植物園、サイバーダインスタジオの4施設を訪れました。
 女性研究員が生きいきとこだわりをもって研究されている様子が印象的でした。また、科学の力で、地球温暖化から高齢社会まで、現代の諸問題を解決していこうという姿勢に感銘を受けました。目の前の課題研究のみならず、将来にわたる研究姿勢まで学びました。

〜3日目〜
最終日の午前は、農業・食品産業技術総合研機構にある「食と農の科学館」と「ジーンバンク」に訪れました。シャインマスカットやデコポンなどがこの農研機構で生まれたことを知り驚きました。また、ニュージーランドから失われていた「クマラ(さつまいも)」が、ジーンバンクバンクに保存されており、そのお陰で再び現地のマオリ族が栽培することができました。世界にも種の保存で貢献しているところが素晴らしいと思いました。

午後は東京スカイツリーで研修を行いました。三角形状に接合した「トラス構造」や五重塔の構造に使われている「そり」や「むくみ」について知り、日本建築の偉大さを体感しました。