令和4年度のスタートです

4月8日(金)、着任式、始業式、新任式、対面式がありました。図書館棟AV1より、各教室へ放送をする形式で行われました。

着任式では、令和4年度より新しく着任された世良田 重人校長先生より、ご挨拶がありました。
「多くの花や木々に囲まれ設備も充実した環境と、爽やかな生徒・職員。この学校に着任できたことを嬉しく思います。生徒の皆さんが本校で、明るく元気よく生き生きとした学校生活を送れるよう職員と一緒に取り組んでいきます。」
 生徒を代表し、高校3年 岡本 茜さんが歓迎のあいさつを述べました。
「3月先輩方がご卒業され、私たち全校生徒をあたたかく見守ってくださった藤森校長先生がご退任され、とても寂しく感じておりました。ですが今日、世良田校長先生を新しくお迎えすることができ、嬉しさでいっぱいです。
日々の学校生活を通して、先生からどのようなお話が聞けるのだろう、どのような武庫川を共に作り上げていけるだろうと、今から期待で満ち溢れております。
世良田校長先生と共に、私たち在校生も気持ち新たに1年のスタートを切り、毎日の授業や部活動により一層精進して参りますので、どうぞご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。」

 始業式では、まず世良田校長先生の式辞がありました。式辞は以下のとおりです。
「爽やかな季節を迎え、希望あふれる新学年、新学期が始まります。
 新型コロナウイルスの影響はまだまだ先行きが見通せませんが、本来私たちが体験できるはずの学校行事等を、できるだけ本来の姿で実施していきたいというのが、今の私たちの思いです。
 さて、これからの一年間は、3年生にとっては、中学校もしくは高校生活集大成の大事な一年です。とりわけ高3生にとっては、人生の方向性を決める進路実現に向けた大切な一年になります。
 2年生にとっては、自らの可能性、ポテンシャルを高めるため、様々なことに積極的にチャレンジしていくべき一年です。
 1年生には、入学式で言ったように、まっさらなカンバスが目の前に置かれています。どんな3年間にするか大いに夢を広げてください。
 今日が、この一年間のスタートです。皆さんには、スタートをきるに当たって改めてして欲しいことがあります。それは、一年後の自分を想像してほしいということです。想像力は、おそらく人間だけに与えられた、とても大切な力です。一年後の自分のあるべき姿をしっかりとイメージしてください。
目標なくしては物事の成就はあり得ません。そして、目標実現のために計画を立てる。ぜひ、今日はそのような一日にしてください。そして、この一年間、計画の実行に取り組む。私たち教職員はその取り組みに協力を惜しみません。
実り多い、一年にしていきましょう。」
 生徒を代表し、高校3年 竹内 真悠さんが新年度を迎える想いを述べました。
「新学期を迎え、新しい先生方や新入生の皆さんとの出会いに喜びや希望を感じるとともに新しい一年のスタートに身も心も引き締まる思いです。
まだ続くコロナ禍ではありますが、この一年を有意義なものとするために勉強やクラブ活動、委員会活動、そして様々な行事に対して積極的に取り組んでまいります。」
 
 新任式では、新任教員の代表として、山村先生よりご挨拶がありました。
 「歴史・伝統ある学校に着任できる嬉しさと緊張感で溢れています。教職員で1つのチームとなって、生徒の皆さんの夢の実現に向けてサポートしたいです。
 教職員の朝礼時に、『阪神甲子園駅から直通バスがありますよ、と教えてくれた丁寧な生徒さんに出会い、直通バスに乗車し、学校へきました。バス内のマナーも素晴らしかったです。』と述べた先生がいらっしゃったこと、私が廊下を歩いていると、すれ違う時に生徒たちが挨拶をしてくれたこと、今日から始まった学校生活の中で、すでに皆さんの良いところに出会いました。これからも皆さんの良いところをいっぱい見つけていきたいです。」
 生徒を代表し、高校3年 大久保 彩音さんが歓迎のあいさつを述べました。
「新しい学年のスタートと共に、新任の先生方をお迎えできますことを生徒一同心待ちにしておりました。
私たちは今、5月に行われる武庫川フェスティバルに向けて準備を進めています。この活気に満ちた中で先生方とお会いできたことをとても嬉しく思います。勉学や部活動だけではなく、様々な行事で先生方のお力添えを頂きながら励んでまいります。
たくさんの施設が揃っているこの広いキャンパスで迷われることもあるかもしれませんが、その時はぜひ私たちを頼っていただければと思います。
先生方をお迎えし、本校がより誇らしい学校になりますよう、生徒一同精進いたしますので、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」
 
 対面式とは、AV1に新入生と高校3年生がおり、互いに向かい合って、武庫川の仲間入りを温かく歓迎する式です。高校3年 玉本 侑香さんが上級生を代表して、歓迎の言葉を述べました。
「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんをお迎えできることを、たいへん嬉しく思っております。皆さんは今、新たな生活が始まることに胸を膨らませていることと思います。本校は6学年がともに学校生活を送っています。部活動や委員会活動、行事を通して、たくさんの人と関わることが出来ます。不安な時や困った時には、私たちに声をかけてください。一緒に充実した毎日にしていきましょう。」
 新入生代表として、高校1年 丹羽 菜々子さんが新たに始まる学校生活への意気込みを述べました。
「今日、この良き日、私達新入生一同、先輩方にお会いできることを楽しみにお待ちしておりました。新しい環境での不安や緊張も少しありますが、それにも増して、これから始まる高校生活への期待や楽しみで胸がいっぱいです。
勉学に励むことはもちろん、新しい仲間との出会いを大切にし、互いを尊重しながら、共に成長できる充実した高校生活を送っていきたいと思っています。
高等学校では中学校よりも幅広い知識や高い技術を学ぶことになります。そのため、時には悩み、立ち止まってしまうこともあると思いますが、先輩方や先生方に支えていただいていること、周りにはたくさんの仲間がいることを忘れず、日々精進してまいります。
私たち新入生一同は本校生徒であることに自覚と誇りを持ち、自分の選択した道に責任を持って何事も全力で取り組んでまいります。」

4つの式を終え、学級担任・学年団の発表があり、中学1年生から高校3年生の6学年は、新たなスタートを切りました。