附属中学校・高等学校 入学式

4月2日(土)武庫川女子大学中央キャンパスにある公江記念講堂で、入学式を挙行しました。
肌寒くはありましたが、キャンパス内は桜が満開で、教職員だけでなく、学院全体で新入生を迎え入れているような、あたたかい入学式となりました。

 

〜学校長式辞より〜
  「人生の目的とは何か?」それは、本学の立学の精神にあるとおり、「人類に貢献すべく、新しい時代を切り開いていくこと」です。そのために必要な力、つまり、一生を描ききる女性力を養うために、「高い知性・善美な情操・高雅な徳性」を常に意識し、学校生活に取り組んでください。皆さんは今、可能性の塊です。他の学校にはない本学独自の環境をしっかり活用し、勉学に、部活動に、その他自分を高められる様々なことに積極的にチャレンジしながら、学校生活を楽しんでほしいと思います。
 今日という日を、未来に向けて夢を描く日にしてください。

〜新入生代表あいさつより〜
(中学校抜粋)
昨年の相談会に参加したとき、校長先生がおっしゃっていた「できるかできないかではなく、挑戦することが大切」という言葉を胸に、これからの学校生活を挑戦していきたいです。思いやりの気持ちを忘れずに、勉強や部活動に打ち込みたいです。
(高校抜粋)
緑溢れる木々や立派な校舎に感動をしながら、部活動体験では先輩方の優しさに触れました。先輩方のように、支え合いながら壁を乗り越えていきたいです。中学校生活の経験を生かし、周囲への感謝の気持ちを忘れずに、夢の実現に向けて頑張りたいです。

〜学年主任より〜
(中学校抜粋)
3つの「してみよう」
①大きな声で挨拶をしよう!
「こんにちは」「ありがとう」は世界中にある言葉であり、人と人が関わり合うために大切な言葉です。
②聞いてみよう!
分からないことがたくさんで、不安な気持ちでいっぱいかもしれませんが、分からないことはどんどん尋ねてみましょう。
③できないことを楽しもう!
誰にでもできないことはあります。それを「楽しんでみよう」という気持ちをもって取り組むと、期待感が高まるかもしれません。

(高校抜粋)
今日の日をどんな気持ちで迎えたのか、できれば書き留めておいてほしいです。
2025年3月3日に卒業式を迎えるまで、1066日ー25,584時間あり、長いようであっという間の旅が始まります。
自分自身に誇りをもてるようになるために
①義務教育が終わり、高等教育を受ける自覚と責任、そして感謝の気持ちを大切にしましょう。
②自他ともに尊重し、支え合い、認め合える人間関係を築きましょう。
③自分の将来の夢や進学に向けて、目標を見つけましょう。
夢は思えば思うほど近づいてきますし、本気で「取り組もう」と思えば何でも叶います。
みなさんが愛し愛される存在になり、目指す進路への実現を一緒に感じられる旅をしていきたいです。

在校生代表としてあいさつをしてくれた中高それぞれの先輩たちのメッセージもあたたかく、
保護者代表としてご挨拶いただいた方々も、本校の教育活動への期待感が大変伝わってきて、教職員一同、身の引き締まる思いでした。