中1MSツアー⑤

最終日、午前中に玄武洞ミュージアムで見学研修をした後、実際に玄武洞を見学しました。
玄武洞ミュージアムは兵庫県最大の石の博物館で、玄武岩をはじめ、世界各国から集められた鉱物、宝石、奇石、化石などが展示されていて、解説もしていただき、見て触って驚きながら石の不思議について体感し、学びました。
玄武洞は、約160万年前の火山活動で噴出した溶岩が冷えて固まるときに規則正しい割れ目をつくりだしできたものです。約12万年前、波に洗われて姿を現し、のちに人々が玄武岩を石材として、取り出したために洞となりました。実際に見た玄武洞は神秘的で、大地の息吹を全身で感じることのできるものでした。自然が作った大彫刻を目の前にして魅了されていました。
午後は、兵庫県立コウノトリの郷公園での研修でした。国の天然記念物であり、兵庫県の県鳥でもあるコウノトリについて、その生態や保護、増殖、野生復帰への取り組みや歴史などについて学ばせていただきました。そして、実際にコウノトリを見ることができ、改めてコウノトリとの共生や環境問題、自分たちができることについて考えました。
2泊3日の全ての研修を無事に終えて、予定通り甲子園に向かっています。研修に関わってくださった方々に感謝し、この研修を今後にいかし、さらに成長できるように取り組んでいきたいと思います。