彬子女王殿下のご講演
2月13日(金)武庫川女子大学公江記念講堂にて、彬子女王殿下(寛仁親王殿下の第一女子様)を講師にお迎えし、「日本文化を未来へ伝えるために」をテーマにご講演いただきました。
本校中高の生徒や大学生、教職員など約1600人が参加しました。
彬子女王殿下は、祖父である三笠宮崇仁親王殿下や父の寛仁親王殿下の影響で歴史に興味を持たれ、学習院大学文学部史学科で学ばれた後、スコットランド史を研究されました。
講演を通じて「文化は生活の中に息づいてこそ文化である」「文化は人々の生活とともに変化し続けるものであり、その動きが止まったところで形式化し、死んでしまう。日本文化が遺物になってしまう」と日本文化継承への危機感をにじませました。現在、子どもたちが生きた日本文化に触れるワークショップ「心游舎(しんゆうしゃ)」を主宰されており、「子どもたちの素朴な疑問から多くの気づきがある」と話されました。ご自身の幼い頃の記憶が、スコットランド史研究につながったように、楽しかった記憶が、将来どこかで芽が出ればと願って活動されています。
講演の最後には、「伝統文化というのは、守らなければいけないものではない。守りたい、のこしたいという思いを、たくさんの人が持つことによってのこっていく。伝統文化とは何か、日本文化とは何か。手渡していく相手は誰なのか、を考えるきっかけになっていけば幸いです」というメッセージが送られ、会場は大きな拍手に包まれました。
講演後には、本校の生徒から御礼として花束が贈られました。


