~SSH公開講演会、「体育会系天文学者」の阪本成一先生の講演です~
SSH公開講演会を中央キャンパスの公江記念講堂(入場無料)で開催します。講演会のタイトルは「見えないひかりでみる宇宙~アンデスの巨大電波望遠鏡ALMAで探る宇宙~」です。
ALMAは、南米・チリの標高5000mにある巨大電波望遠鏡で、66台のパラボラアンテナを組み合わせた想像することが難しいぐらい巨大なもので、その能力は視力が6000だそうです。東京から大阪にある1円玉が判別できるほどの視力! 日本を含む国際共同プロジェクトの現状や最新の観測成果について紹介していただきます。
講師は阪本成一先生ですが、先生のHPを見て知ったのですが、2014年に公開された映画「はやぶさ/HAYABUSA」の製作に全面協力され、研究室でロケも行い、特典映像に出演され、劇場プログラムにコメントも書かれています。以前は日本の津々浦々まで講演会に出かけていき、一般向けだけでなく、小学生、中学生、高校生、技術者など、対象にあわせた講演、執筆、テレビ、ラジオ出演など、様々な活動をされていました。現在は広報・普及が本務ではなくなったため、お受けする案件をかなり制限されているそうです。
また、先生はご自身のことを「体育会系天文学者」と自己紹介されています。東京大学在学中には漕艇部に所属し、学部3年でユニバーシアード日本代表選考会と全日本大学選手権をエイトで制し、4年では主将として全日本選手権2位のエイトクルーを率いたそうです。
講演会場は中央キャンパスの公江記念講堂で、多くの方々に聞いていただける大きな講堂です。平日の午後という時間ですが、少しでも興味を持たれた方は学院関係者でなくても大歓迎です。お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。
場所:中央キャンパスの公江記念講堂
日時:2月14日(水)14時15分~16時15分
講師:阪本 成一氏(国立天文台教授 チリ観測所所長 東京大学教授 理学博士)