公開講演会
1月11日(土)に武庫川女子大学 公江記念講堂で、公開講演会を行いました。
薮田 ひかる 先生(広島大学 大学院 先進理工系科学研究科 教授)にお越しいただき、
小惑星リュウグウの試料分析からわかってきたこと
~ わたしたちはどこからきたか ~
をテーマに講演していただきました。
リュウグウのサンプルを分析する時に、さまざまな角度から分析することで、隕石との共通点や違いを見つけられることを知り、小惑星の研究だけでなく、どの分野においても重要な視点を学ぶことができました。また、リュウグウに二酸化炭素があったことを発見することで、リュウグウができた場所や成分などがわかることを知り、二酸化炭素という身近な化合物が大きな研究に欠かせないことも知ることができました。
研究内容だけでなく、この研究に多方面の分野の方々が関わっていることや、女性研究者も増えつつあるお話も伺うことができ、本校の生徒たちにとって、とても刺激的な時間となりました。
講演後の質疑応答の時間には、講演を聞きにいらっしゃった校外の方から積極的に質問をいただき、質疑応答の内容からも学ぶことがたくさんありました。
生徒たちは圧倒されてしまいましたが、閉会後 に本校生徒たちは薮田先生の元へ集まり、質問していました。
ご多忙のなか、遠方からお越しいただきありがとうございました。