令和4年度 第2学期 終業式

12月24日(土)に令和4年度 第2学期終業式を迎えました。

〜校長先生のお話〜
昨日は、本当に多くの人に表彰を伝達しました。その後は大清掃でしたが、寒い中一生懸命に取り組んでくれました。
そして夕刻には、サンテレビの番組にコーラス部が生出演し、美しい歌声を披露してくれました。その様子は、すでにユーチューブで見ることができます。
今朝は、始業前芸術館のサブエントランスを、恐らく自発的に掃除をしている生徒を見ました。凍える寒さの中でしたが、心が温かくなりました。
皆さんは、今年もいろんなことに積極的に一生懸命に取り組んできた。以前言ったとおり、その姿は本当にかっこいい、美しいと思います。

さて、今日は、「節目」ということについて話します。
今日は2学期の終業式です。学校生活における節目です。
植物の竹の節は、竹の「しなやかな強さ」に欠くことのできないものだと言います。私たちも、しなやかに強く生きてゆくために、節目を大切にしたいと思います。節目の最たるものは正月でしょう。中学三年生はその暫く後に中学校卒業、高校三年生は高校卒業と進路実現という、人生の節目が待っていますね。
「一年の計は元旦にあり」と言いますが、皆さんには、少しフライングして、今日を「節目」にして欲しいと思います。これまでのあり方を見つめ直し、これからのあり方を思い定める。そうすることで節目を強固にすることができます。
そして、これだという言葉を紙に書き壁に貼り付けましょう。コンピュータの壁紙にするのもいいでしょう。今後の励みにしてほしいと思います。1年間見続けていれば、思いはきっと叶うと思います。

皆さん一人ひとりにとって、来年が素晴らしい年になることを祈って、終業式の式辞とします。

その後、生徒を代表して蔭地さん(高3)が終業式のあいさつをしました。

〜生徒代表より〜
本格的な冬の訪れとともに、2学期も今日で最後の日となりました。2学期は仲間と協力することの大切さを学んだように感じました。特に体育大会では各学年がそれぞれの色で精一杯の演技をし、最高の本番となりました。学校全体がひとつになったように感じました。
私たち高校3年生にとって最後の体育大会が終わり、またひとつ卒業へと近づきました。卒業までの残り少ない時間を大切に学校生活を過ごしたいと思います。
最後となりましたが、校長先生をはじめ諸先生方、ご指導のほどありがとうございました。3学期も変わらぬご指導をよろしくお願いいたします。

終業式を終え、「トビタテ留学JAPAN」の報告がありました。
本校74回生で現在、武庫川女子大学薬学部の学生の姫田さんにお越しいただき「トビタテ留学JAPAN」の概要、自身の体験やその他の留学生の体験談を話していただきました。

姫田さんはコロナ禍のため、海外渡航ができずオンライン留学をしました。その体験より、「中3の時に諦めずにトライしておけば、中高生の間に海外へ渡航できただろうに。やっておけばよかった。」という後悔が残っているという話がありました。
生徒の皆さんにとっても、後悔のないように「自分がやりたいこと」をしっかりと考え、3学期に一歩前進できるような冬休みを過ごして欲しいですね。