文化庁 伝統文化親子教室 1

 夏季休暇期間に文化庁主催の伝統文化親子教室が行われています。講師には、本校の卒業生である難波先生をはじめとした6名の先生が来てくださり、6日間12コマご指導いただきます。

 高校1年生で浴衣を手縫いする被服部を中心に、希望者が受講しており、初回の今日は、着物の知識、着付け、たたみ方、風呂敷の扱い、お辞儀やお茶のすすめ方を教わりました。今後は礼法マナーの基本などを学び、日舞の体験、また浴衣を着て昔遊びの体験などを行う予定です。

 近年より簡単に誰でも着付けができる浴衣が販売されています。誰でも気軽に着用できる反面、正しく浴衣を着付ける機会は減り、成人しても簡単な浴衣を着用する人が増えているように見受けられます。
 今回の講義では日本の民族衣装である着物を正しい手順で装い、日本の伝統文化を大切にしてもらう良い機会になればと思っております。