中3MSツアー 1日目

雨の降る朝早くJR新大阪駅に集合した中学3年CSコースの生徒は、本日より3日間信州方面にMSツアーに出発しました。新幹線で静岡駅まで行き、貸切バスに乗り換え、まずは本栖湖に向かいました。この頃には、青空も見え、到着した頃には富士山の頂上が顔をのぞかせていました。ここは1000円札の裏面に描かれる逆さ富士の図案になったところ。実際にお札をだして、比べている生徒もいました。昼食後さらに北に向かい、国立天文台野辺山宇宙電波観測所で研修しました。天文学や電波観測の歴史、野辺山が明らかにしたブラックホールのことなどを教えていただきながら何台も並ぶミリ波干渉計、45m電波望遠鏡などを見学しました。最後は元天文台所長の井上先生から電波天文学や宇宙生命体、生命の起源などについて講演していただきました。夕食後、近くの諏訪湖では美しい花火が打ち上がっていました。生徒の感想です。「富士五湖では富士山の成り立ちを学びました。透明度の高い本栖湖で、雲の間から運よく富士山が見え、その美しさに感動しました。野辺山でミリ波干渉計、45m電波望遠鏡などの、仕組みや功績を学び有意義な研修となりました」