高校グローバル研修1日目〜北欧〜
いよいよ高校グローバル研修「北欧」の初実施日がやってきました!
8月3日(日)関西国際空港に集合し、生徒と保護者の方々の涙あり、笑いありのお別れでした。
保護者の方々より「プログラム内容を見れば見るほど、私が行きたいです!」というお言葉もいただきながら、全員がワクワクした気持ちで、保安検査場へ向かいました。飛行機はヘルシンキを経由し、コペンハーゲンへ向かいました。
関西国際空港からヘルシンキへ向かう途中、北極圏の上を通った証明書をフィンエアーから乗客に配られました。
現地時間8月4日(月)午前9時頃にニューハウンに到着し、自由に街並みを散策した後、
いよいよピーターセン澤田由希子さんによる研修プログラム開始!
コペンハーゲン湾のカナルボートツアーに参加し、ゆったりとコペンハーゲンの街並みを運河から堪能しました。
写真の通り、建物の色やデザインが可愛いだけで、生徒たちは胸を踊らせていましたが、その他にも日本では見ることのない建造物を見ながら、思い思いに自分が感じたことを話していました。由希子さんより歴史の話や、建築者の話など具体的な説明も聞くこともできました。
人魚姫の像を運河側から見た後、アンデルセンが住んでいたとされる家も見学し、さらには今日がアンデルセン没後150年という貴重な日であることがわかりました。
その後、ストリートフードエリアで昼食をとりました。日本ではなかなか見ない食べ物もありました。また、お手洗いは「UNISEX」と書かれており、男女兼用となっていることも学びの一つでした。
次にコペンヒルという廃棄物発電所 兼 スキー場を訪問しました。廃棄物を燃やす力で、発電し、その電力が市民に還元されているだけでなく、その形を生かして、屋上スキー場を組み合わせた施設となっています。世界初の施設で、環境問題とレジャー施設を融合させたユニークな存在として知られており、その地を実際に見るために訪問しました。どれほどすばらしい施設であるかはこちらをご覧ください!
次にノアブロ地区にあるスーパーキーレン公園へ行きました。「住民の精神に調和し、交流を生む公園」とこちらの記事に取り上げられていますが、なぜこの公園を訪問するのかを伝えながら、ぐるりと一周遊びながら、歩き回りました。
「これはどこの国のものかな?」「あの建物に描いている国旗、言葉はどういう意味かわかるかな?」など、由希子さんと対話しながら歩いたり、生徒同士で対話しながら過ごしているうちに、すっかり北欧流研修となり、日本の遊具をモチーフとされているすべり台での集合写真は、すっかり本研修のコンセプトが伝わるような、ありのままの生徒たちの姿になりました。
このすべり台は東京都足立区の北鹿浜公園にあるタコのすべり台がモデルとなっており、このすべり台を作るために、日本の職人がこの地へ来て、制作に携わったようです。
その後、ホテルへチェックインし、しっかりと休養をとりました。
それぞれの研修地へバスで移動するとき、街を見ながらも学ぶことがたくさんありました。
「自転車の形すごい!」
「自転車専用道路で走る自転車の速度、半端ない!」
「あの落書きのクオリティ、高すぎなかった?落書きがある=治安悪いっていうイメージってなんでできたんだろう?」
などなど
生徒たちのバス内のつぶやきを拾える限り拾い、その地がどのような場所なのかを確認しました。
↓ 子どもを乗せて自転車を走らせる時、デンマークではこの形が主流です