2学期終業式が行われました

2学期終業式

校長先生のお話― 3つの「行動」について ―

今回は、MUKOGAWA COMPASS の最終回として、これまでに紹介してきた「知識」「姿勢」に続く、三つの「行動」について説明します。(要約して掲載します。)


行動① 論理的に考え、伝える力

一つ目は「論理的に考え、伝える力」です。
イラストでは、かみ合った歯車で論理性を表し、吹き出しは考えを他者に伝える様子、電球は明確に理解されることを表しています。

論理的に考えるとは、筋道を立てて考えることです。
例えば、「AはB、BはC、だからAはC」といった考え方や、行動の順序を理由とともに考えることが挙げられます。

この力が身につくと、自分の考えを分かりやすく伝えられるだけでなく、他者の意見を正しく理解できるようになります。
その結果、問題解決力が高まり、未知の課題にも理屈を重ねて対応できるようになります。

論理的に考え、伝える力を育てるには、
「なぜ?」と疑問を持つこと、原因と結果を考えること、情報を分析し予測すること、そして正しく文章に表すことが大切です。


行動② 新たな価値を創造する力

二つ目は「新たな価値を創造する力」です。
イラストでは、さまざまな形の積み木を組み合わせて新しいものを生み出す様子や、細部まで目を向ける姿勢を虫眼鏡で表しています。

現代社会では、Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoft など、これまでになかった価値を提供した企業が世界を動かしています。
ドローンやフードデリバリーなども、新しい発想から生まれたものです。

これからの時代に求められるのは、社会の変化を見極め、新しい価値を生み出す力です。
そのためには、観察力、創造力、発想力、そして好奇心が欠かせません。


行動③ 多様な人々と協働する力

三つ目は「多様な人々と協働する力」です。
イラストでは、重ねた手で協働を表し、中央に向かうコンパスの針で、力を合わせて目標に向かう姿を示しています。

多様性、性別・国籍・年齢・障害の有無だけでなく、宗教、言語、経験、価値観など、さまざまな違いのことです。 多様性が尊重されることで、多様な価値感を共有し新しいものを生み出すことができ、誰もが安心して暮らせる社会が実現します。

協働する力を育てるためには、他者を認め尊重する姿勢、コミュニケーション力、議論する力、理解力、思いやりが重要です。


以上が MUKOGAWA COMPASS の三つの「行動」です。
これらの力を意識し、日々の学校生活の中で実践していきましょう。

生徒代表の挨拶

生徒代表の挨拶

2学期を振り返ると、体育大会では雨の影響もありましたが、無事に開催され、心に深く刻まれるものとなりました。

私たち高校3年生にとりましては、本校での学校生活も残りわずかとなりました。友人や先生方と過ごす日々を大切に、悔いのないように過ごします。

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