2学期の始業式が行われました

本日、2学期の始業式が行われました。以下は校長先生のお話です。

2学期が始まりました。 
夏休み中、大きな事件や事故がなかったこと、そして、皆さんとともに、こうして始業式が行えることをうれしく思います。
長い休みの後は、程度の差こそあれ、誰もがしばらくはストレスを感じるものです。大人であってもそうです。大きいストレスなら、決して1人で抱え込まず、先生方を頼りましょう。そして、リズムを取り戻していくようにしましょう。

今日は2つの話をします。

1つめは、この夏休み中、皆さんは本当によく頑張ったという話です。
当番とは言え、炎天下、校内の木々に水やりをしてくれた皆さん、ありがとう。おかげで木々は猛暑の中でも変わらず青々と元気です。
勉強では、自ら設定した目標に向けて頑張った人は多いと思います。努力は報われます。
部活動では、どの部も熱心に、それぞれの活動に打ち込みました。普段できない活動に取り組んだ部も多いと思います。全国大会という舞台を経験した部もありました。
丹嶺学苑で実施したリーダートレーニングでは熱心に様々なトレーニングに取り組んだと聞いています。これからの活躍を期待しています。
イングリッシュキャンプや海外研修、短期留学等を通して、視野を広げた人も多くいました。
SSH関係では、サイエンス・カンファレンス、科学交流研修会、生徒研究発表会全国大会、ロボットセミナー発表会などでの研究発表や、サイエンスツアーなどの活動がありました。
また、オープンスクールなどでは、ラビーズ・キャラバン隊の皆さんを始め様々な人が、ご来校いただいた小学生やその保護者の皆様に、本校の魅力を発信するのに大いに貢献してくれました。
着物の着付けや能の練習など、日本の文化を学んだ人もいます。
皆さんは、こうしたことを通して、着実に成長しています。
多彩な活動を共有し、互いに刺激を受けながら更に頑張っていってくれることを期待し、活動の一端を紹介しました。

2つめは、自分を磨こうという話です。
1学期終業式の話の中で、東井義雄先生の言葉を紹介しました。今日はせっかくですからもう一つ、東井義雄先生の有名な言葉を紹介します。
「自分は自分の主人公、世界でただひとりの自分を創っていく責任者」というものです。

一度きりの人生、自分を大切にしなければなりません。自分を大切にするということは、決して自分を甘やかすことではありません。自分自身を磨くことです。
そのために、身近な人を目標にして見習うことが有効です。中学生の皆さんには、高校生という素晴らしいモデルもいます。あるいは書物で読んだ登場人物に倣うのもいいでしょう。素晴らしいと思う人の真似をする、真似をするうちに習慣となり、新しい自分が創られていくのです。
自分の主人公として、責任をもって自分を成長させてください。

2学期も、皆さん一人ひとりにとって充実した学期になることを願っています。