~第74回 卒業証書授与式を挙行しました~
3月3日に武庫川女子大学附属高等学校第74回卒業証書授与式が公江記念講堂で行われました。
藤森校長先生は式辞で「学びや経験から得た多くの事態をつなぎ合わせ、真実を見抜く力を身につけ総合的に思考できる人間に成長してほしいです。予測不可能な時代ではありますが、未来を思い描くことはできるのではないでしょうか。これからの未来をみなさんの手でクリエイト、創造してほしいと願っています」とはなむけの言葉を送られました。
在校生総代の田中頌子さん(高2)は送辞で「先輩方は常に私たちの憧れでした。先輩方から学んだことは私たちの財産です。先輩方が築き上げてくださった伝統を受け継いでよりよいものにできるよう精進します」と強い決意を述べました。
卒業生総代の坂東優希さんは「今年度の武庫川フェスティバルでは、運営委員を中心に困難を乗り越え、楽しい1日を作り上げました。体育大会では、ダンス委員が学年全体を引っ張ってくれました。本番では堂々とした演技を披露し、大きな一体感を感じました。コロナ禍での様々な制限に悩んだときもありましたが、小さな幸せを見つけ、楽しさを周囲と分け合うことの大切さに気づくことができました。
先生方には、厳しくも優しくご指導いただきました。学んだことを生かし、立派な姿を見せられるように今後も努力していきます。
在校生の皆さんは、悩むこともあるかもしれませんが、側にいる先生方や仲間たちと協力しながら頑張ってください。応援しています」と先生方への感謝、これからの決意、そして後輩へのエールで答辞を締めくくりました。
卒業生275名は、晴れ渡る青空のもとで先生方や保護者の方に見守られ、新たな道への一歩を踏み出しました。