中学2年生、研修合宿2日目

中学2年生、研修合宿の2日目です。天気は曇りで、朝の集いでラジオ体操を行いました。朝食後、今日は歴史・文化・環境・CSの4コースに分かれてそれぞれ体験学習を行います。みんな元気です。


環境コースとCSコースは、菜の花館と高取山ふれあい公園で、環境保全・カーボンニュートラルに関する研修を行いました。滋賀県では、琵琶湖の水質保全から始まる環境保全の意識が市民に根づいています。菜の花館では、菜の花を栽培して菜種から搾油し、その油を加工して燃料として使ったり、食用とした後、廃油を積極的に燃料やセッケンとして利用することが、カーボンニュートラルの実現につながることを学びました。廃油を使ったキャンドルづくりにも挑戦しました。

高取山ふれあい公園では、森林組合の方々から、木質バイオマスについて講義をしていただきました。森林を育てるために行う間伐材を資源として用いる取り組みや、森の保全活動とその意義について学びました。ただ木を大切に保全するのではなく、計画的に森を育てて計画的に木を切り利用することが、環境保全につながることがわかりました。その後、木工クラフト体験にも挑戦しました。


文化コースを選択した生徒52名は少人数のグループに分かれて研修しました。各グループごとにガイドさんに案内してもらいながら、近江八幡市内を散策しました。古い町並みを歩き、近江商人やヴォーリズ建築についての詳しい説明を聞き、学ぶことができました。

午後は船に乗って水郷めぐりをしました。船頭さんに案内してもらいながら、ヨシの生えている水路を船で巡りました。近江富士を船から見たり、琵琶湖に住むカルガモなど野生動物も間近で見ることができました。船頭を体験した生徒もいました。船の上で食べたお弁当はおいしかったです。

全員元気にホテルに戻っています。

中2の研修合宿は本日も天気に恵まれ、4コースに分かれて行われた研修は充実したものとなりました。
「歴史コース」は安土城考古博物館、安土城跡の見学、彦根城の見学を行いました。
「文化コース」は天気に恵まれ近江八幡市内見学、と6から8人のグループに分かれ舟に乗り、水郷めぐり体験を行いました。
「環境コース」「CSコース」では、高取山ふれあい公園で森林環境学習、東近江市の「菜の花館」では廃食油から石けんや軽油代替燃料の作成など菜の花エコプロジェクトを中心に学習しました。生徒たちは1970年代に琵琶湖の環境汚染から始まり、湖岸に住む市民たちが自ら美しい自然を取り戻すために様々に活動した経緯を知ることが出来、自分たちも環境問題を身近に考えりきっかけになったようです。また廃油を使ったロウソク作りにも挑戦しました。
明日の午前中は長浜市内散策、昼食は北びわこホテルでいただき、夕方に甲子園に戻ってきます。