中学3年生MSツアー(6)

3日目は「日本科学未来館」と「パナソニックセンター東京」での研修でした。
日本科学未来館では、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求まで、さまざまな視点で科学技術を体験し、学ぶことができました。また、企画展「マンモス展」も見学することができました。マンモスの鼻の形状を覆す発見となった「ケナガマンモスの鼻」、近年ロシア連邦サハ共和国で発掘されたマンモスの冷凍標本など世界初公開のものもありました。マンモスの研究は、先端医療や食糧問題、地球環境問題などの分野に役立つ可能性がある一方、絶滅種の復活については、倫理的な問題や生態系への 影響などの課題もあることを知り、生命科学のあり方を考えるきっかけにもなりました。日本科学未来館での見学を通して、知識だけではなく、たくさんの『問い』に出会い、一人ひとりがその問いの答えを探していこう、未来について考えていこうという研修となりました。
パナソニックセンター東京では、理数の魅力・体感ミュージアム「リスーピア」で、様々な体験型展示を通して理数の原理・法則を楽しく学ぶことができました。実際に体験することにより、夢中になる楽しさがあるとともに、自然とわき上がる「なぜ?どうして?」という疑問を解決しようと自ら考え、学びを深めることができたようでした。
2泊3日の全ての研修を無事に終えて、予定通り東京駅から新幹線に乗りました。