どんな学校生活を送るの?

(1)2023年度は、(月)・(水)・(金)は1時間目から登校して体育を受けました。
   (火)・(木)は2時間目からの登校で授業を受けました。
(2)生徒たちが受けた授業は、体育、音楽、美術、英語(スピーキング)(テキスト) 、フィンランド語 
    授業は全て75分実施。学校の生徒たちは1日3コマが最大です。
   「授業の時間が長い分、授業のコマ数が少ないため、集中しやすい」というのが、2023年度の生徒の声です。
(3)学校の生徒たちは、3時間目の開始時刻は、授業によって異なります。そのため、2時間目と3時間目の間に自分で昼食をとる時間を作ります。
   短期交換留学生として、3時間目の途中に昼食を食べる時間があり、45分間の昼休みがありました。
(4)昼食をとる場所として、食堂があり、無料で利用できます。メニューは日替わりです。
   その他にもカフェテリアがあり、デザートやコーヒーを楽しめます。
(5)自分のホームルームがなく、自分が授業を受けるクラスに直接行き、終礼も無く帰ることができます。
(6)学校からは1人1台ずつラップトップが配られ、紙のテキストを使わず、ラップトップで全ての授業を受けます。
   授業で自分のスマートフォンを使うこともあります。
(7)Wi-Fi環境も整っています。

2023年8月に参加した生徒の感想

Nさん
 初めての留学はとても不安でしたが、毎日が楽しく、あっという間の3週間でした。ホストファミリーは、ヘルシンキやムーミンワールド、マーケット、スキージャンプ場、森など色々な場所に連れて行ってくれて、そこでたくさんの人と繋がりをもてたし、初めて経験することばかりでとても貴重な時間を過ごすことができました。また、学校では友達ができ、授業も楽しく受けることができました。生活の中で使用する言語のはフィンランド語でしたが、家族も友達も私たちに話す時は英語で話してくれました。
 私が特に印象に残っていることは、ヘルシンキに行ったことです。路面電車や昔の建物があったり、楽器を弾いている人がいたり、私の好きな雰囲気が広がっており、とても綺麗な街でした。
 私がこの留学で学んだことは、挑戦することの大切さです。はじめは、自分の英語力に自信がなかったため、伝えたいことを伝えずに諦めていました。しかし、もっと会話を広げたいと思い、積極的に話しかけてみるとたくさんの話題を話すことができました。また、コミュニケーションの面だけでなく、他のことにも挑戦してみると、新しいことに出会えました。
 たくさんの方々の支えがあり、留学を楽しむことができました。ありがとうございました。

Aさん
 最も印象に残っていることは、自然が多かったことです。道を歩いているだけでも野うさぎ、リス、アヒルなど野生の生き物と触れ合うことができました。
 建物も基本的に高い建物が無くカラフルでゴミもそんなに落ちていません。落ちていても、街に住んでいる人が拾ったりと、街のみんなが協力し合っている姿に感動しました。
 この短期交換留学を通じて、英語力の向上だけでなく、フィンランド語も少しは話せるようになりました。フィンランドの人たちは、母国語だけでなく、違う言語もあたり前のように話していました。「いつか日本もフィンランドのようになれば、海外との交流が増えていいのではないか」と思いました。
日本では見られないことや、経験できないことを経験できて、とても充実した留学になりました。