滋賀大学データサイエンス学部と協定

青きところ白きところや夏の海 
高浜虚子

今週は、毎日傘を持って通勤する日々は続いています。先日は豪雨によりまた大惨事が起きています。自然災害に加え人災との声も聞かれますが、人間によって自然が変えられていくことによって、自然現象にも少なからず影響があるようです。この掲出句は、梅雨が早く上がるのを待つ思いで選んでみました。

本校では、データサイエンス類型という名称で、今年度高校1年生に教育課程上に設置しました。もちろんSSH事業の一環ですが、そもそもこの類型を設置しようとしたきっかけは、生徒の探究活動の質を高めていきたいというねらいがありました。加えて新型コロナウイルス感染にかかるさまざまな報道をきくにつけ、何が正しいニュースなのか、あるいは単なるデマで踊らされているだけでないかなどさまざま疑問もあり、この際、ぜひ多くの情報から正しく判断する力をつけたいと考えこの類型を設置しました。このたび日本で最初にデータサイエンス学部を設置されました滋賀大学データサイエンス学部と、連携・協力に関する協定を締結することができました。今後は、さらに本校での内容の充実を図っていきたいと考えています。

協定書に署名する様子

取り交わした協定書を披露する
位田隆一学長(左)と藤森陽子校長(右)