学校再開に向けて一歩ずつ

涼しさや竹林わたる風青き  
楠原幹子

この掲出句は、竹林ですが、今校庭に吹きわたる風はまさにこの形容にぴったりはまる句だと思います。

大型連休の期間は、家の前庭でバーベキューをしている家族の光景をよく目にしました。日々の報道から全国的に感染者数が緩やかに減少傾向にある様子に、少しほっとしています。臨時休校が長引く中、少しずつ学校を再開しているニュースを目にします。また、少しではありますが、マスクをしないで電車に乗っている人、散歩に出ている人を見かけます。気持ちの緩みが自分の中でも自然に生じているように思います。休校が今月末となっていますが、段階的に登校日を設置することを考えていかなければなりません。と同時に、学校が再開したときの状況をいろいろシミュレーションする必要があります。また、1学期に予定されていた多くの行事が中止または延期となりました。2学期以降に、そのような行事をまた形を変えてどのように組みかえるかも検討しなければなりません。

まだ引き続き、本校では、今の状況で学習動画を配信していきます。1日も早く学校が日常の学校生活に戻ることを願うばかりです。