学校再開

六月を奇麗な風の吹くことよ 
正岡子規

掲出句は明治28年に作られたされています。6月の涼しい風を奇麗な風と形容したところの感性のすばらしさを思います。

さて、兵庫県も一斉に学校が再開されました。朝のラッシュ時はまだ生徒の姿はまばらで、本校は独自のガイドラインにしたがって、時差通学、分散登校からはじめています。やはり久しぶりの登校に、どの生徒も笑顔が溢れていました。生徒が登校することに先立って、教員は、教室の机、いすの消毒、ドアの取っ手などを消毒しました。先週の登校日には、校門で非接触型体温計を使用して、全員を対象に検温して教室棟へ誘導しました。右下の写真はそのときの様子です。その後の登校日には、健康観察カードを持参させ、校門でチェックをして、教室に入ることになっています。下校後は、再び教員が、使用した教室の消毒や手洗い場の消毒を、分担して行っています。まだまだ油断は許さない状況ですので、引き続き各自が感染症防止に努めていきたいと思います。