貞明皇后様から賜った白雲木が花を咲かせました。
10年前、本校の卒業生の福永様宅から本校に移植された白雲木(もともと宮中でしか育てることが許されなかった「禁廷木」)が花を咲かせました。名前の通り、白い花が連なって咲いていて、緑の葉の中に「白雲」を見ることができます。
卒業生の保護者、福永様のご尊父は、中国清朝「最後の皇帝」愛親覚羅溥儀氏の弟君溥傑氏であり、ご母堂は天皇家と親戚の嵯峨侯爵家のご令嬢、浩様で、お二人のご成婚に際し貞明皇后様がこの木の種を浩様に下賜されました。その孫木が福永様のご自宅から10年前、福永様のご両親が日中友好の懸け橋として尽力なさった想いを残したいと本校へ寄贈されました。
昨日24日に福永様と典子さんが本校を訪問され、大きな緑の葉陰に愛らしく咲いていた花と一年ぶりに再会されました。