リーダートレーニング
1日目
秋分を過ぎても、まだまだ暑さが残るなか、生徒たちは元気にリーダートレーニングに出発しました。
全員でAV1教室に集まり、出発式に臨みました。
出発式の中で、常任委員長の元浦さん(高3)は、「リーダーには、たくさんの人の前に立って皆をまとめたり、人と人との間に入って話したりする場面があります。どうすればそれができるのかは難しいことだと思います。このリーダートレーニングの中で、こんなリーダーになりたいと思える人を見つけて、自分の中のリーダー像を確立しましょう。」と挨拶しました。
これから、2日間の研修、頑張ってきます!
トレーニング1
トレーニングの一つ目「本校の生徒に求めるリーダー像」として、校長先生の講話を聴講しました。
その中で校長先生は、「予測不可能な未来の中では、多くの問題を解決することが求められます。そのためには、「新たな価値を創造する力」「対立やジレンマを克服する力」「責任ある行動をとる力」の3つが大事です。皆さんは、本校で、さまざまな問題に当事者意識を持ち、失敗を恐れずチャレンジし、誠実に人と向き合うようにしてほしいと思います。」と述べられました。
トレーニング2
トレーニング2つ目として、アイスブレイク「積み木自己紹介ゲーム」をしました。
これは、自分より前の人の自己紹介を全て覚えて、自分の自己紹介と一緒に言うというゲームです。
生徒たちは、楽しみながらゲームに取り組み、互いの仲を深め合いました。
トレーニング3
3つ目のトレーニングとして、本校大学の教育学部長である北口勝也先生をお招きして、ご講演いただきました。「『自分にできること』と『自分にできないこと』を知る」と題して、性格診断の理論を学びました。性格がどんな行動を取るか決めるのではなく、どんな行動を取ったかの結果が集約されて性格が決まるということを知り、性格は自身の行動によって変えられるということを学習しました。
トレーニング4
4つ目のトレーニングは「レクリエーションチャレンジ」と称して、二つのレクリエーションに取り組みました。
一つ目は「パズルマップゲーム」です。一つの地図をバラバラにしたパズルを班員に配り、リーダー役の1人が、それを言葉だけで聞き取って白紙の地図に書き込んでいくというゲームです。
二つ目は「信頼ゲーム」です。班員全員で円になり、手を繋いで「せーの」で立ち上がるというゲームです。
どちらも難しいレクリエーションでしたが、生徒たちはレクリエーションを通して、リーダーに必要な要素とは何かを考えていました。
トレーニング5
5つ目のトレーニングは飯ごう炊さんです。
ここまでのトレーニングを通じて、リーダーに必要な要素とはどんなものかを考え、自分が持っていないものを持っている人に出会うことを目指して取り組みました。
生徒たちは、火おこしに苦戦しながらも楽しそうに取り組んでいました。
2日目
リーダートレーニングも2日目を迎えました。
朝の集いでラジオ体操をしました。
生徒たちは少し眠たそうでしたが、元気に身体を動かしていました。
今日の活動は委員会ごとの話し合いです。話し合いでは、①委員会の問題点 ②委員会の改善点 ③来年度の武庫川フェスティバルに向けて の三つを議論しました。
この2日間のトレーニングの中で、「自分のなりたいリーダー像」を確立することができました。