MS通信 第1号


令和4年度のMSタイムが4月16日(土)より始まりました。
MSタイムの名前の由来は、タイトルの通り Mukogawa Science からきています。
Scienceといえば、理科の教科を思い浮かべてしまいがちですが、「客観的な方法で、系統的に研究する活動やその成果や内容」を意味します。
簡単にいうと、物事を考え、行動にうつすことが「科学する」ということです。
本校では、文系・理系にとらわれず、生徒一人ひとりが探究活動に取り組みます。
このMS通信では、その様子を報告していきます。

中学1年
1時間目は本校アカディミア探究部の山田先生から
 1.武庫川女子中学校について
 2.MSタイムについて
 3.SDGsについて
 4.データサイエンスについて
お話をしていただきました。社会に貢献できる女性をめざし、MSタイムに取り組めるよう頑張ります。

2限目は滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センターより田島友祐先生をお招きして「データサイエンス」について、講演をしていただきました。先生はデータサイエンスをカレー作りに例えて、とてもわかりやすく説明してくださいました。また、データサイエンスで1番大事なことは「役立つ価値を生み出す」ことと話されました。そして最後にまとめとして「データサイエンスは生活に密着している。これからはどの道でもデータサイエンスは重要である。そして中学・高校の数学はデータサイエンスの入り口である」と3つのポイントを話されました。生徒たちは、講演を聞きながら、これから始まるデータサイエンスの学びに期待感を膨らませていました。

中学2年
研修旅行に関わるSDGsとは何かを、みんなで考えました。

中学3年
民族博物館の見学を経て、「さまざまな民族」について、クラス内発表をしました。

〜高校〜
創造グローバルコース

[1年]
MSタイムについて、オリエンテーションを受けました。

[1年データサイエンス]
データサイエンスを学ぶのに必要なPPDACサイクルについて学びました。
P・・・ problem
P・・・plan
A・・・analysis
C・・・conclusion
その中でもデータを集めるためには、どんなデータを集めるかを考えなければならないので、問題に対してそれに対する仮説を立てるというproblemの部分を、今日は特に学びました。

[2年]
MSタイムに関する1年間の目標を確認し、調査手法についての説明会をしました。

[2年データサイエンス]
はじめに、調査・実験の中で、データを活かしきれていない現状を知るために、プラスチックのリサイクルのデータを用いて、みんなで考えました。
プラスチックのリサイクルにはさまざまな種類があるなか、どのような課題があるのかを考えることが、探究活動であることを知り、1年間の探究活動の目標を確認し、データの整理・分析について学びました。

[3年]
論文作成についてのガイダンスを受け、論文作成に取り組み始めました。

創造サイエンスコース
2年生・3年生がこれまでに研究してきた内容を1年生に向けて紹介をし、1年生はこれからどのような研究をするかを考える機会になりました。

1.サーモグラフィ (高3)
2.豆腐(高3)
3.ビタミンC(高3)
4.漢方(高3)
5.プラナリア(高3)
6.海水中の塩(高3)
7.リモネン誘導体(高3)
8.「ロボット」「関大ラボ」についての紹介
9.色素増感型太陽電池(高2・高3)
10.プログラミング(高2・高3)
11.熱に関する研究(高2・高3)
12.マスク(高2)
13.水質検査(高2)
14.甘酒を利用したパンの研究(高2)
15.0キロカロリーの食物は腐りにくいか? 
16.自動翻訳機能を使っての言語の親和性