~被服部と雛人形~
明日、3月3日は雛祭りですが、応接ホールには被服部の生徒たちによって雛人形が飾られ、学校を訪問された方々を雛人形がお迎えしています。雛人形を飾ることは、生まれた子どもが健康で優しい女性に育つこと、そして子どもに災いが降りかからないようにという願いが込められていますが、私たち教員の「生徒たちの健やかな成長」の願いも込められています。
被服部の部長、須古星美帆さん(高2)の言葉です。
私たち被服部は2月19日に雛人形を出しました。毎年この時期に被服部が必ず応接室に飾っています。学校の雛人形は7段もある立派なものです。自宅で飾るものとは勝手が違い、飾るのが大変でしたが、飾り終えた時は大変うれしかったです。
雛人形には子供が健やかに育ち、幸せになってほしいという願いと、厄払いを行うという両方の意味があります。また桃の節句という言葉をよく耳にしますが、どのようなものかを分かっていなかったので調べてみて、次のようなことが分かりました。3月3日は桃の花が咲く春の季節でもあるので、桃の節句と呼ばれ、桃の木は古くから病魔や災害を寄せ付けない不老長寿の不思議な木とされているため、とても縁起の良い植物とされているそうです。
今のコロナ禍の状況において、昔の人たちの、お雛様への思いや桃の木に込められた思いは、私もとても共感します。その思いを大事にしていきたいと強く感じました。