国際合唱フェスティバル&コンペティション

高校コーラス部が優勝、中学コーラス部が準優勝しました。

国際合唱フェスティバル&コンペティションSing’n’Pray Kobe 2018が1月25~29日(日本・神戸市)で開催され高校コーラス部が優勝、中学コーラス部が準優勝しました。

「Pray from Kobe Concert」と言う名前で2012年に神戸で初めて開催されました。コンサートは1月最終週の開催が定例となり、2016年からは日本中の合唱団が自然災害の被害者に祈るだけでなく、世界の平和のために集い、歌うこととなりました。
「合唱フェスティバル部門」と「コンペティション部門」がありますが、今年は「コンペティション部門」に世界中から、8カ国、21団体の合唱団が平和を歌うため、神戸文化ホールに招待さました。本校は高校コーラス部と中学コーラス部に分かれて参加。高校コーラス部が優勝、中学コーラス部が準優勝という素晴らしい結果になりました。

このコンサートは、2011年3月に発生した東日本大地震と津波の被害者のために、祈り歌うことを目的に開催されています。このコンサートの英語プログラムには多くの方々からメッセージが届けられています。メッセージの一部を御紹介させていただきます。

I sincerely hope that the prayers of many people gathered through chorus will encourage the victims and give the power to recover.
Shinzo ABE,
Prime Minister of Japan
安倍晋三 内閣総理大臣からの「合唱を通して集まった多くの人々の祈りが、被災者の方々を勇気づけ復興への力を与えることを心から願っています」という、メッセージの一部です。23年前、阪神淡路大震災で本校生徒60人の家屋が全壊となり、13人の生徒のみなさんが最愛のご家族を亡くされました。そして震災当時、数百人の本校生がボランティア活動に飛び込んでいきました。東日本大震災の時も家庭科の先生方が中心になって、東北の被災地でボランティア活動をされました。この「Pray from Kobe Concert」へのコーラス部の参加、そして優勝、準優勝という結果を在校生だけでなく、震災当時の卒業生の皆さんにもお知らせします。