全国SSH生徒研究発表会に参加しました

文部科学省が主催で年1回開催される全国SSH生徒研究発表会(8/ 8,8/ 9)が3年続けて「神戸国際展示場(神戸市中央区)」で行われました。全国のSSH校、海外招聘校、総計234校、800余りの人が参加し、各学校を代表してその研究成果を発表しました。1日目の午前中は、東京理科大学特任副学長の秋山仁先生の講演で始まりました。タイルを隙間なく敷きつめる「平面充填」の例を実演を交えて、その基本から応用まで分かりやすく楽しくを紹介してくださいました。数学が身近に活用されていること、その重要性や楽しさなど心がわくわくする印象深いお話しでした。午後からは、各校、ポスター発表が行われ、約4時間半のディスカッションが途切れることなく行われ、充実した濃厚な時間でした。2日目の午前中は、審査で選ばれた6校のプレゼンテーション発表・質疑、午後からは、ポスター発表が行われ、幕を閉じました。

毎年、全国のSSH校が、各校を代表して研究発表を行い、白熱した議論で考えを深め合い、真理を探究しました。また、海外招聘校や大学や企業研究者、審査委員の先生方とも熱心に議論を展開し、年に一度の最高の学びの機会となりました。参加した生徒たちも「沢山の方々に興味深く聞いていただけて嬉しかった」「議論や貴重な指摘から、自分たちに足りないものに気づきました」「こんな素晴らしい機会が持てたのもSSH校の生徒だったおかげなので、これまでお世話になった全ての方々に感謝したいです」と笑顔で話していました。