2学期始まる

夾竹桃花無き墓を洗ふなり 
石田波郷

お盆を過ぎましたが、今年の夏は危険な暑さといわれるほど、酷暑が続いています。

本校では、今日2学期の始業式を行いました。短い夏休みとなりましたが、その2週間の間も新型コロナウイルスの感染者数が減少に向かない状況に、不安と今後の学校のさまざまなあり方にもついて一種の覚悟を持って考えていかなければならないと思います。

臨時休校が始まって以来半年近くになりましたが、日々のコロナに関するさまざまの情報が伝えられています。しかし、専門家でない限り、本当のことはわからないことが多いというのが実感です。そのため、報道される情報にすぐに反応したり、過剰に不安を感じさせられたりすることが多いと思います。そこで、これからの社会の中で、生きていく上で、情報、これをデータという言葉におき代えると、データの正しい見方をしっかり学ぶ必要を感じています。まずどのようにデータを収集するか、収集したデータをどのように分析し、判断していくか、非常に大切な力だと思います。生徒には、ぜひこの力を身につけてほしいと考えています。