暖冬続く

ひた急ぐ犬に会ひけり木(こ)の芽(め)道 
中村(なかむら)草田男(くさたお)

1月は、暖冬が続き、1月の下旬には早くも校庭の白梅が開花しました。「冬は冬らしく寒くないと」と、先日乗車したタクシーの運転手の方がしみじみと語っておられました。暖冬によって、スキー場に積雪がないという悲鳴もきこえてきます。初雪の観測のない地域もある一方で、季節外れの大雨、それも1時間で100ミリを超える大雨が観測されたとのことです。昨年から大雨が降るたびに大きな被害が出ています。異常気象という言葉でまとめることは簡単ですが様々な場面で大きな影響があると思います。

さて、1月を振り返ってみますと、MSタイムでは、高校1年生がSDGs×『働く』をテーマに多くの講師の方をお招きし、将来の進路に参考になる話をきくことができました。1月26日(日)には、サイエンスフェアin兵庫が今年もニチイ学館及び甲南大学FIRSTで実施されました。ここでは、高校生の発表だけでなく、企業、大学、研究機関などからの発表もあり、充実したものでした。本校は、口頭発表として「Arduinoで制御する人型ロボットの制作」、ポスター発表として「Do you know ”競技プログラミング”??」を含め合計5本の発表を行いました。いずれも今後の更なる研究が待たれます。また。1月30日には、立命館守山中学校高等学校に行き、生徒間交流を行いました。写真は、ロボカップジュニア世界大会で上位入賞した生徒たちの説明を聞いている場面です。生徒は熱心に聞き入り、今後の制作意欲が増したようです。