「校祖の日」の行事を行う

あおぞらのきれい過たる夜寒哉 
小林一茶

10月に入り、季節は本格的な秋を迎えています。さまざまな風景が、実に爽やかに映ります。この頃は、日中の気温と夜の気温の差が大きく、まさにこの掲出句にあるように夜がかなり寒く感じるようになりました。

本校では、学校の二大行事である武庫川フェスティバル及び体育大会が無観客ではありましたが、無事終了しました。ただコロナの感染状況は減少しているとはいえ、依然と兵庫県においても二桁の数値で推移しています。9月末に本校が予定していた研修旅行及び校外研修についての決定をしました。中学1年生及び2年生については、11月上旬から下旬にかけての1日の校外研修、中学3年生については、淡路・琴平方面へ2泊3日、高校1年生については、淡路方面の1日の校外研修です。高校2年生については、来年の3月に延期して実施の予定です。

10月6日は、武庫川学院の校祖、公江喜市郎先生がご逝去されて39年目になります。この日を「校祖の日」と定め、先生のご偉業、ご成徳をお偲びし、先生が掲げられた「高い知性、善美な情操、高雅な徳性」の立学の精神を具現化するために、学院あげて一層努力を誓う日としています。今年も附属中高においても先生の偉業をビデオ収録された映像をみて、粛々と行事を行いました。

(上)公江記念館に陳列されている「公江喜市郎先生」の系譜の一部

(右上)体育大会バトントワリング部の演技