「先生、今日の4時間目、クラスみんなで浴衣を着ます。時間があったら見に来てください」と朝礼前に生徒が教えてくれました。高校1年生の浴衣の着付け授業です。箏曲部の生徒が演奏で着物を着る機会が多いので、友達の帯をきれいなリボンの形に整えてあげていました。

生徒の言葉です、「小学生の頃から浴衣は着ることがありましたけど、自分一人で帯を結んだことはなかったので難しかったです」、「小さいときから、家族で毎年夏に花火を見に行くときに浴衣を着ていきます。花火に行く前、バタバタして時間がないことが多いので、帯なしで会場に行き、花火会場で母が持ってきた「作り帯」を付けてくれていました。今年の夏は自分で帯を結んで花火に出かけてみます。」