令和7年度 キャリア教育 2学期

中学1年 2025.11.27(木)

「自分について深く考えてみよう」をテーマとした講演を行いました。講師の方がご自身の経験を交えながら、興味や好きなことは未来への扉を開くカギになるというメッセージを伝えてくださり、社会の変化や働き方の多様化に触れつつ、これから必要とされる力は“言われたことをこなす力”ではなく、“自ら考え、動き、変化に対応できる力”であることを強調されました。
講演の中では、ワークシートを用いた自己分析や、モチベーショングラフを通じて、どんなときにやる気が高まるのか、どんな場面で落ち込むのかを振り返る活動も行いました。生徒たちは、自分の喜怒哀楽を整理しながら、自分らしさや将来の方向性について考える貴重な時間を過ごしました。生徒たちは『小さな目標を積み重ねることが自信につながる』『興味のあることを追求することが自発性を育む』ということを学びました。自分自身を深く理解することの大切さを実感できる講演でした。

中学2年 2025.11.20(木)

「社会で活躍するためのスキル実践 ~中学生のうちに身につけてほしいチカラ~」をテーマとした講演を行いました。社会の変化に対応するために必要な力として、課題を発見し、解決していく力を挙げられ、身近な生活の中で「なぜだろう?」と疑問を持ち、小さな気づきを行動につなげることが、主体性を育む第一歩になるとお話下さいました。
講演では、実際の事例を紹介しながら『半径5mから始まる課題発見』の重要性を伝えていただきました。生徒たちは、教室内で気になる点を挙げるワークや、グループで共感・賞賛・質問を通じて意見を深める活動に取り組みました。これにより、自分の気づきを言葉にし、仲間と共有する経験を積むことができました。さらに、経済産業省が定義する社会人基礎力にも触れられ、主体性・実行力・チームワークなど、社会で求められる12の能力要素について学びました。学校生活は気づきの機会が非常に多いので、授業や部活動、行事を通じて主体性を磨くことができるとお話いただき、生徒たちに日常の中で積極的に行動することの大切さを伝えました。生徒たちは『自ら課題を見つけ、解決に向けて行動する力』が社会で活躍するための基盤になることを学びました。自分の気づきを大切にして、主体的に行動する姿勢を育むきっかけとなる講演でした。

中学3年 2025.11.13(木)

「過去の自分から未来へとつなげていこう」をテーマとした講演を行いました。講師の方がご自身の経験を交えながら、自立とは他人の指示で動くのではなく、自分で考え行動することであると語られました。
講演では、レンガ職人の例を通じて、目的や目標を持つことが行動の質を変えることを示し、生徒たちに自分の過去を振り返り、興味や関心を未来の進路につなげるワークを行いました。個人ワークやグループワークを通じて、自分の関心事を学問分野や将来の職業に結びつける体験をしました。人は知っていることの中からしか選べないからこそ、日々少しずつ知識や経験を広げることが大切であると強調されました。生徒たちは、自分の過去の経験を振り返りながら、将来の進路や学びにつながるヒントを得ることができ、自己理解を深めることが未来の選択に役立つことを学びました。今後の学校生活や進路選択において、自分の興味や関心を大切にしながら、主体的に未来を描いていってほしいと思います。

中学3年 2025.11.20(木)

武庫川女子大学のアドミッションセンターの方にお越しいただきました。
各学部・学科の紹介だけでなく、キャリアセンターや学校教育センターがどのように学生のキャリア設計をサポートしているかも丁寧に説明してくれました。まだ高校生活が始まっていないとはいえ、これから迎える高校3年間の過ごし方を考える機会となりました。

高校1年 2025.11.20(木)

「興味・関心から学問や分野へ ~文理・科目選択について~」をテーマとした講演を行いました。自分の興味や関心を深めることが将来の進路選択につながると強調され、分野を知ることで、志望校や学部の方向性が見つかる、高校で学ぶ科目に力を入れるポイントがわかるといったメリットがあることを具体例を交えて説明してくださいました。
講演では、文理・科目選択の重要性にも触れ、単なる好き嫌いで選ぶのではなく、将来やりたいことや学びたい分野を意識して選ぶことが大切であるとお話下さいました。実際に、職業や学問を十分に調べずに選択した結果、大学入学後に後悔したケースも紹介され、生徒たちは進路選択の難しさと重要性を実感しました。また、スマートフォンを例に身近な興味から広がる学問分野を紹介し、日常生活の中にも進路を考えるヒントがあることを伝えてくださいました。進路選択のためには、将来の目的をしっかり持つことが大切であることを学んだ講演でした。

高校2年 2025.11.27(木)

「自分について深く考えてみよう」をテーマとした講演を行いました。就職活動や進学において大切なのは経験の数ではなく、なぜその経験をしたのか、そこから何を学び、今どう活かしているのかであると強調されました。就職の際、企業が重視するのは主体性であり、学部・学科選びにおいても自己理解と情報収集が欠かせないことを伝えてくださいました。
講演では、旅行計画を例に、目的・手段・予算を考えることが進学や学部選びにも通じると説明され、生徒たちは自己分析のワークに取り組みました。モチベーショングラフや喜怒哀楽の振り返りを通じて、自分がどんな場面でやる気が高まるのか、逆に落ち込むのかを整理し、将来の進路選択に役立てる方法を学びました。また、学部・学科選びを誤ると大学生活にミスマッチが生じることも紹介されました。『自己理解と学校・学部理解』の両方を結びつけることの重要性を実感する講演でした。

高校3年 2025.11.13(木)

「仕事を通じた成長のしくみについて」をテーマとした講演を行いました。社会の変化を示すキーワード『VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)』を紹介し、労働人口の減少や売り手市場といった現状を踏まえながら、これからの社会で求められる力についてお話しくださいました。特に、キャリア自律の重要性を強調され、自分の価値観や目標を持たずに就職すると早期離職につながる可能性があることを具体的なデータを交えて説明されました。
講演の中では、リクルートで導入されている『Will-Can-Must(やりたいこと・できること・すべきこと)』の考え方や、成長を支える『ロクヨンシート(6つのスキル・4つのスタンス)』について紹介されました。生徒たちはワークを通じて、自分の「やりたいこと」「できること」「すべきこと」を整理し、自己理解を深める体験をしました。生徒たちは、自分の成長の仕組みを考える上で、挑戦することの大切さや、周囲との対話を通じて自己理解を深める意義を学びました。卒業を控えた今、自分のキャリア観を育み、未来へ向けて自分らしい成長の姿勢を学んだ講演でした。