東日本大震災、10年前に寄贈した「おもちゃ」で今でも遊んでいます!

宮城県和光幼稚園の渡邊先生から10年前に被災地に届けた「おもちゃ」と遊ぶ、今年の園児たちの写真が届きました。先生は「手作りのおもちゃは暖かみがあります。年少さんの園児たちの部屋に置いてあり、何度も洗って喜んで遊んでいます。」と話してくださいました。

10年前の東日本大震災の年、中学3年生から高校3年生までの生徒たちが心を込めて作った「おもちゃ」や、少しでも温かい冬を過ごしてもらおうと、被服部が作製した「防寒具」を東北の被災地に届けるという活動をしました。そして数ヶ月後に、お礼の手紙が被災地の多くの幼稚園から本校に届きました。その時、礼状を送ってくださいました幼稚園の一つが和光幼稚園でした。園児たちからの手紙を読んだ、被服部でおもちゃ制作をした本田さん、米田さん(当時ともに中3)は、「使ってもらえるかどうか、喜んでもらえるかどうか実感がわかず、不安もありましたが、今はやってよかったという気持ちでいっぱいです」、と10年前の中高だよりに感想を残しています。

卒業生の皆さん、皆さんが届けたおもちゃで園児たちは今でも遊んでいますよ。