王立ユパラート校(タイ)研修団来校

日あたりや熟柿の如き心地あり 
夏目漱石

10月に入り、ようやく秋気を感じるようになりました。毎年、わが家になる柿は、今年は不作でほとんど木になっていません。しかし、この掲出句にあるように、日にあたって完全に熟した柿を10月から11月にかけて見かけます。熟した柿は透きとおるように柔らかく、甘さもあり、この句のように心までとろけるように感じるものです。

9月20日に開幕したラグビーワールドカップ、リーグの中で強豪といわれたチームにも勝ち、4戦4勝に今日本中が盛り上がっています。ルールもよくわかっていませんが、にわかラグビーファンになりました。ここまで日本のチームが力をつけ結果を出している背後には、多くの努力があったことだろうと推察します。並々ならぬ思いと忍耐、言葉では十分尽くせないものを感じざるをえません。

さて、本校について、10月6日の体育大会が好天に恵まれ、各方面から好評を得て、無事終わり、ほっとしているところです。また本校の中学生(中学2年生、3年生)がグローバル研修として夏季休業期間中に、タイに行きました。それをきっかけに10月15日タイのチャンマイの王立ユパラート・ウィタラヤ校の生徒14名、副校長、日本語の担当の教諭2名、総勢17名が本校を訪れました。右の写真はそのときの写真です。本校では、中学生や高校のSE系の生徒たちと交流し、茶道体験もして1日を過ごされました。