第2回 家庭教育講座 カウンセラーからのこころのお話
「思春期の心模様とコミュニケーションの取り方」
~よりよい家族関係のありかたについて~

  • 日時  12月3日(木曜)13時半~15時  *15時~16時半(個別相談)
  • 場所  多目的教室2(管理棟3階)
  • 講師  竹村百代 (本校カウンセラー)

竹村カウンセラーからのメッセ―ジ

思春期の子ども達は、この年代ならではの感性で、新しい価値観を見出し発信してくれています。

また、大人世代が忘れたり、知らずに生きてきた沢山の事も、伝えてくれています。と、同時に、大人も、自分達の経験や知識から子ども達に伝えたい事があり、子ども達の事を思って、どうするのがいいのかを模索し、伝えようとしているのではないでしょうか。

家族だからこそ、同じ感覚で、自然に共有できる事もたくさんあります。一方で、関係が近いことで、世代間や個人の違いに気付きにくかったり、違いが衝突の原因になったり、お互いに分かり合えず  平行線を辿ったりする事も多いのではないかと思います。

違いがあるという事をふまえて、お互いの存在や関係を見つめなおしたり、思いや考えを伝え合ってみる事は、家族関係を深めていく面もあるのではないでしょうか。

しかし、自分の気持ちや考えを伝えることができない、伝えても伝わらないように感じる、相手の考えや思いが分からない、自分の気持ちが分からない等、家族関係の中で苦しく感じたり、どうしたらいいのか分からない時もあると思います。

今回の家庭教育講座では、「思春期の心模様とコミュニケーション」というテーマで、よりよい家族のコミュニケーションや家族関係のありかたについて一緒に考えていくことができたらと思っています。

竹村 百代 (臨床心理士)
精神科病院で心理職として勤務後、現在は教育機関や心療内科で、思春期・青年期から成人を中心にカウンセリングを行っている。2002年度より本校の非常勤カウンセラーとして勤務。

参加ご希望(また個別相談ご希望)の方
配布された用紙を担任に提出してください。
個別相談は、おひとり30分程度です。
個別相談のお申し込みはお電話でも可能です。0798-47-6436(学校代表)換気をしながら感染対策をして行います。入口で非接触体温計にて計測させていただきます。